今日は、「習慣化」について書きたいと思います。
先日、子どもの入学式に出席したと書きました。
(「入学式で隣に座ったパパさんが…」参照)
その時に、大変なことに気がつきました。
それは、「普通に履けてたスーツのズボンのボタンが、
まったく締まらなくなっていた!」という事実です。
かなりショックでしたが、外出もあまりせず、運動もせず、
とくに食事制限もしていなければ、当たり前の結果ですね。
そういうわけで、ダイエットを始めることにしました。
とりあえず、スーツのズボンが苦労せず締まるぐらいが目標。
いま75kgぐらいなので、とりあえず5kg減の
70kgを目標体重にします。
ダイエット方法としては、
「レコーディング・ダイエット」を実践することにします。
この方法は、岡田斗司夫という方が、
著書「いつまでもデブと思うなよ」で広まった
ダイエット法なので、ご存知の方も多いでしょう。
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具体的には、日々摂取する食事とカロリーを記録することで、
食生活改善の意識を自然に高め、ダイエットにつなげる
という方法です。
食事やカロリーを書くのは面倒なので、
とりあえず、毎日「体重のみ」を記録することにしました。
ただ意識するだけで、驚くほどの効果が得られることは
すでによく知られているところです。
例えば、有名な女優が現役を引退したら、
急に太ったなどは、よくあることですよね。
それって、人に見られている、
という意識がなくなってしまったために、
「良い体型を保とう」という理由がなくなってしまった、
というのが太った原因として考えられます。
ちょっと気持ち悪いですが、
「裸になって、鏡の前に立つ」というのも
意識を高める上では、効果的な方法と言えそうですね。
さすがに、それはやりませんけど。
というわけで、まずは体重を意識するために、
体重を毎日記録する、ということから始めることにします。
最初から、食事内容やカロリーまで記録していたら、
続けることが大変になってしまい、
結果として、途中で挫折してしまう確率が高まるので、
体重のみの記録にとどめておきます。
「毎日記録する」という方法は、
物事を習慣化する上で、非常に有効な方法なんだそうです。
記録したことを見返すことにより、
「自分はこれだけやってきた」という自信にもつながりますし、
モチベーションの維持に役立つということです。
●簡単に自信をつけるにはこちら
>>プチ認知療法【本音レビュー】
そして、もう一つ、習慣化するのに有効な方法は、
毎日必ずやる「何か」とセットにするということ。
どういうことかと言いますと、例えば
私の場合、毎日簡単な「作業記録」をつけています。
これは、モチベーションアップになるので、
始めたわけですが、今では特に意識をせずに続けることができています。
そこで、この「作業記録」の片隅に、
その日の体重も書き込んでしまう、ということです。
「作業記録」自体は、毎日つけている
わけですから、かならずノートは開きます。
その時に、「ついで」に書き込むわけです。
新しく専用のノートを買ってきて、
体重を書き込むだけのために記録する、
というわけではないのですから、
この行動のハードルは必然的に下がります。
(関連記事)
>>ジョギングを続けるコツ
>>なんとなくやってみる~なかなか行動できない人へ
まぁ、まだ始めたばかりなので、偉そうなことは言えませんが、
そのうちに、「体重が減りました」とご報告ができるよう、
気負い過ぎずに続けていければ、と思います。
「行動を習慣化する3つの方法」まとめ
1. 作業を「単純」にする→やることが複雑だと続かない
2. 実行したことを「記録」する→達成感・モチベーションアップ
3. 一日で必ず行なう「何か」とセットにする→作業のハードルを下げる
(追記)
すみません、肝心なことを書き忘れていたので、
書き足しておきます。
習慣化するコツ、というのも大事ですが、
私が本当に言いたかったことは、
うつ病の治療にも、「記録する」ということは
効果的だということです。
(参考)
>>自分から行動できない人のための記録法とは?
>>うつの原因になる“考え方”を変える方法(3つのコラム法)
>>寝る1時間前からできる2つの快眠法(感情日記)
どんなことでも良いのですが、
今日やったことを簡単にメモしておく。
そうすると、上で書いたことと重複しますが、
後で見返すことで、自信につながります。
ちょっとしたことでも、書き溜めていくことで、
数も増え、達成感を味わえます。
うつ病の時には、とにかく今まで当たり前に
出来ていたことが出来なくなったりして、
自己嫌悪に陥ったりしてしまいます。
まずは、些細なことでも良いですから、
「できた」という成功体験をたくさん味わうことが
重要なことだと思います。
そのためには、簡単なメモ程度でも良いので、
「記録する」ということをやってみてください。
「今日は、ごはんをおいしく食べられた」
こんな些細なことで十分です。
「なかなか習慣化できない」という人には、
こちらの記事も参考にしてください。
あせらず、少しずつでも良くなっていきましょう。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。