前回の続きです。
(前回までの記事)
>>野沢温泉3泊4日のひとり旅①
>>野沢温泉3泊4日のひとり旅②~毛無山プチ登山
毛無山山頂までプチ登山をして、やまびこ駅まで戻ってきた管理人やじろべぇ。
ふもとに降りるにはまだ時間があったので、「ちょっと軽めのコースを散歩しよう」と思い、一番ラクそうな「花畑コース」を歩くことにしました。
花畑コースに癒される
「花畑コース」は全長1.7km、高低差100mほどで、軽い散策にはもってこいのコースです。
ご高齢の方も何人か歩いていらっしゃいました。
きれいなお花がたくさん咲いています。
「なんかいいなぁ~」と思いながら進んでいきました。
すると、途中に「白樺コース」へと分岐する道がありました。
白樺コースの恐怖体験~熊が出るってホント?
「花畑コース」だけではちょっと物足りなく感じていた私は、好奇心にまかせて「白樺コース」へ踏み込むことにしました。
「ちょっと遠回りする程度だろう」と軽く考えていましたが、白樺コースは花畑コースとはうって変わって、森の中を歩いている感満載でした。
「思ったよりすごい所に入ってきちゃったなぁ…」
と思いながら進んでいくと、なにやら気になる文字が目に入りました。
「熊のツメあと」と書いてあります。
たしかに表示板の下を見ると、熊のツメあとらしき引っかき傷が見られます。
この時期に熊が出てくるのかはよくわかりませんが、どうやらこの辺には熊が出没してもおかしくない所のようです。
「白樺コース」に入ってからは、誰ともすれ違うことがなくなりました。
少し歩くとまた不吉なものが…。
「くまよけ」と書いてあります。
木槌で木の板をコンコン叩くようです。気休めにでもなればと、2、3回叩いてまた進んでいきます。
なかなか出口に行きあたらないので「道を間違えたのかなぁ…」と、かなり不安になりながら進んでいくと…
ようやく出口にたどり着きました。
あとで調べてみると、白樺コース自体は630mと短めなのですが、初めての道だということと、意外と道が険しかったのとで、かなり長い時間歩いているように感じました。
ブナ林エリアからやまびこ駅へ
白樺コースを出ると、また花畑コースに合流します。
ようやく熊の恐怖から逃れられ、ホッとしました。
花畑コースの後半は、ブナ林エリアになります。
大きなコブのあるブナの原生林はかなりの迫力があります。
ブナを見ながら進んでいくと、また例の不吉なモノが視界に入ってきました…。
このあたりは、何人かの人たちとすれちがっているので、白樺コースよりは安全だと思いますが、熊が出る可能性はあるということなんでしょうね。
2、3回叩いて進みます。
白樺コースを経験していたので、あとはそれほどキツく感じる所もなく、やまびこ駅まで戻ってこられました。
やまびこ駅のハンモックで一休みしていると、手にトンボがとまりました。
なんだか自然と一体化しているような気持ちになり、少し癒されました。
マウンテンバイクでも遊べます
やまびこ駅からは、マウンテンバイクで下っていくコースも用意されています。
ふもとのゴンドラ乗り場近くにあるお店でマウンテンバイクのレンタルができ、ゴンドラにマウンテンバイクを載せて上り、やまびこ駅から下るという感じです。
マウンテンバイクのコースは、上級・中級・初級に分かれていて、初心者の人でも大丈夫みたいです。
マウンテンバイクのレンタル料は、3000円・5000円・7000円と、バイクのグレードによって料金が異なります。
初心者の人なら3000円のバイクで十分だと思います。
帰り道で湧き水(六軒清水)発見!
さて、そろそろ4時なので下山することにします。
ゴンドラで長坂駅まで下り、宿まで歩いて戻る途中に何やら数人の人だかりが…。
近づいてみると、そこには山からの湧き水が流れ出していました。「六軒清水」という名称のようです。
ペットボトルをたくさん原付バイクに積んで、湧き水を汲んでいる地元の人もいましたので、きっとおいしいのでしょう。
私も水筒に湧き水を組んで飲んでみると、冷たくてとてもおいしい。
水筒に満タンに入れて宿に持ち帰りました。
次の日は、マウンテンバイクに乗ってみようか非常に迷ったのですが、自転車で山を下るのは何度も経験していますので、今回はやめておきました。
それよりも、山の上に巣鷹湖という湖とキャンプ場があるそうで、そこまで歩いて行ってみることにしました。
次の日もまた、ゴンドラに乗ってやまびこ駅を起点に動くことになります。
続きはコチラ。
>>野沢温泉3泊4日のひとり旅④~スタカ湖キャンプ場へ行ってみる
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。