お盆休みも終わってしまいましたね。
みなさん、お休みはどのように過ごされたのでしょうか。
私は、長野県の野沢温泉に3泊4日の一人旅に出かけてきました。
お盆休みに無性に一人旅がしたくなる
しばらく一人旅をしていなかったこともあり、ここ最近無性に一人旅に出たいと思っていたのですが、とうとうその衝動を抑えられなくなりました。
妻にお願いして一人旅に出る許可をもらい、急遽お盆休みの5日前に目的地と宿を探し始め、予約を済ませました。
出発は8月12日からの予定にしていたので、もう日にちも少ないこともあり、予約できる宿の選択肢は少なかったです。
・関東から行ける距離
・今からでも予約のとれる温泉宿
・一人旅可の宿
・なるべく安く
などの条件で、「じゃらんnet」や「楽天トラベル」で検索したところ、長野県の野沢温泉でいくつか条件に当てはまる宿が見つかりました。
あとはもうフィーリングで、何となく雰囲気が良さそうだと感じた宿に決めました。
旅行でうつ病は悪化するのか?
余談ですが、うつ病の人にとって旅行は良いのでしょうか、悪いのでしょうか。
うつになりやすい人は、大きく2つのタイプに分けられます。
変化を好むタイプと好まないタイプの2つです。
同じうつでも、変化を好むタイプの人は、変化や新しい刺激があった方が、元気を回復しやすいようです。
このタイプは躁うつ気質の人に多く、刺激や変化を避けていると、余計にうつが強まったり、続くことがあります。
そのため、刺激や変化を与えた方が、気分や意欲に改善がみられることが多いようです。
反対に変化を好まない人は、日常の繰り返しを何より大切にするタイプです。
変わらない日々の生活に安心感を感じるため、安易に旅行などで変化を与えようとすると、かえって戸惑いや不快感を感じてしまい、症状の悪化につながることがあるようです。
自分が変化を好むタイプであれば、ちょっとした気分転換に旅行をしてみるのも、良い影響を与えるかもしれません。
行きは鈍行列車でのんびりと
さて、自宅から野沢温泉までの経路を「Yahoo!路線」で調べてみると、新宿駅から長野駅まで高速バスが走っているようです。
私は車を持っていませんし、新幹線などはお金がかかるので、リーズナブルに行ける高速バスの予約を取ることにしました。
しかし、お盆シーズンですし出発まで5日しかないこともあり、帰りの予約は何とか取れたのですが、残念ながら行きの予約は取れませんでした。
ということで、行きは鈍行列車で移動することになりました。
自宅から野沢温泉まで、9時間ほどの行程になってしまいましたが、鈍行列車で長距離を移動するのも久しぶりなので、出発前は逆にワクワクしていました。
私は、都会からだんだんと田舎の景色に移り変わっていく様子が好きです。
また、緑の多い田舎の風景は、ずっと見てても飽きません。
新幹線や飛行機などは、速くて疲れないのは確かに魅力的ですし、遠い場所に行く時や時間を節約したい時には利用しますが、私にとってあまり旅の情緒を感じることはできないようです。
高速バスや鈍行列車の方が、私の体質に合っているのかもしれませんね。
さすがに時間がかかりすぎるので、TV番組のように路線バスを乗り継いで行こうとまでは思いませんでしたが…。
飯山線と野沢温泉ライナーの車窓からの風景に癒される
今回の旅で一番良かった電車はJR飯山線でした。
この列車は、片側には2人がけで4人が向かい合う、よくあるグループ向けの座席があるのですが、もう片側には1人がけで2人が向い合うように並んでいる座席があり、外の景色が見やすくてとても良かったです。
と言っても、文章ではちょっとわかりづらいと思うので、イラストを描いてみました。
↓伝われば幸いです。
↑JR飯山線からの景色
↑JR飯山線からの景色
空いていたので、正面の席には誰も座ることなく、一人でゆったりと景色を満喫しながら飯山駅に着きました。
↑JR飯山駅
飯山駅に到着すると、ここからは野沢温泉まで直通の路線バス「野沢温泉ライナー」が走っています。
↑野沢温泉ライナー
以前は、戸狩野沢温泉駅から野沢温泉まで「湯の花ライナー」というバスが走っていましたが、現在は廃止されています。
ホームページなどで野沢温泉までのアクセス方法を見ると、今でも戸狩野沢温泉駅からバスで行くように記載されていることが多かったので、間違えないようにご注意ください。
飯山駅から野沢温泉までの乗車時間は約25分で、運賃は600円でした。
大きな荷物もバスの下部にあるトランクに積み込めます。
野沢温泉ライナーも、私が乗った時は5~6割の乗車率で適度に空いていたので、ゆったりと外の景色を眺めながら目的地まで快適に過ごせました。
↑野沢温泉ライナーからの景色
↑野沢温泉ライナーからの景色
14時50分に野沢温泉に到着し、宿までは歩いて10分ほどで到着しました。
この日は、朝5時起きして出発したので、途中の電車の中で寝ようと思っていたのですが、久しぶりの旅に興奮していたのか、全然眠らずに宿まで来てしまいました。
ということで、夕飯まで部屋でくつろいでいたら、いつの間にかウトウト眠っていました。
初めての外湯と明日の予定
さて、仮眠を終えて夕飯を食べ、お風呂に入ろうと思いましたが、その宿のお風呂は温泉ではなく、また貸し切り制でなかなか入れそうもになかったので、外湯に行くことにしました。
野沢温泉は、この「外湯」というのが大きな特徴のようです。
外湯とは、野沢温泉村の共有財産として江戸時代に建てられ、村の人たちや観光客など、誰でも入れる13ヶ所の温泉施設のことです。
建物の入り口に賽銭箱が置いてあり、観光客たちはお賽銭を入れて外湯を利用します。お賽銭はいくらでも良いそうで、集まったお賽銭は外湯の管理費に充てられています。
この日は、「十王堂の湯」という外湯に入り、温泉につかって旅の疲れを落としました。
↑十王堂の湯(1Fが女湯、2Fが男湯)
外湯については、また別の記事でまとめて書こうと思います。
何の下調べもなく野沢温泉に来てしまったので、明日は何をしようか、宿に戻ってから考えることにしました。
部屋に置いてあったパンフレットを見てみると、夏はアウトドアで楽しむのがオススメのようです。
パンフレットに書いてある「森林浴トレッキング」に興味をそそられたので、明日は長坂ゴンドラに乗って山へ行くことに決め、眠りにつきました。
夜はクーラーをつけなくても涼しく、快適に眠ることができました。
次回へ続きます…。
(次の記事)
>>野沢温泉3泊4日のひとり旅②~毛無山プチ登山
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。