野沢温泉3泊4日のひとり旅②~毛無山プチ登山

前回の続きです。

(前回の記事)
>>野沢温泉3泊4日のひとり旅①

一人旅への欲求が抑えられなくなり、お盆休みに急きょ野沢温泉に出かけた管理人やじろべぇ。

2日目は森林浴トレッキングを体験しようと、長坂ゴンドラに乗って山へ向かうことにしました。

長坂ゴンドラでやまびこ駅へ

山のふもとにある長坂ゴンドラの出発点「長坂駅」までは、私が泊まっている宿からは上り坂を歩いて15~20分ぐらいで着きました。

長坂ゴンドラ 長坂駅

長坂ゴンドラ

野沢温泉は冬にはスキー場として繁盛しているようです。

私は野沢温泉には初めて来たのですが、家族で毎年冬に行っているスキー場よりもはるかに規模が大きいように感じました。

切符売り場でゴンドラ搭乗券(大人1200円)を買い、ゴンドラへと乗り込みます。往復券なので、帰りまでなくさないように注意。

長坂ゴンドラ往復搭乗券

ゴンドラは一人で貸し切り状態で乗せてもらえました。

約15分間、一人で山の景色を楽しみながら、終着点の「やまびこ駅」へ向かいます。

長坂ゴンドラからの風景
↑ゴンドラからの風景

パニック障害の人は要注意

ちょっと注意点なのですが、このブログを読んでいる人の中にはパニック障害の人もいると思います。

パニック発作の心配がある人は、このゴンドラに一人で乗るのは危険だと感じました。

私は昔、電車などの密閉空間に閉じ込められると、「次の駅まで降りられない緊張感」をすごく感じて、「今何かあったらどうしよう…」という不安や恐怖に悩まされていた時期がありました。

そういう時は、気分が悪くなってその場にうずくまってしまったり、各駅停車の電車に乗って、途中の駅で何度も乗り降りを繰り返しながら目的地まで行っていたものです。

今はもう大丈夫ですが、15分間空中に浮いた不安定な状態で密閉空間に閉じ込められてしまうと、一人っきりで気分が悪くなったらどうにもならないだろうなと感じました。

ゴンドラで上って行く途中、ちょうど真ん中あたりに途中駅の「湯の峰駅」があります。

長坂ゴンドラ 湯の峰駅

ここはあくまでも中継地点というだけで降りる人はいませんでしたが、万が一気分が悪くなってしまったらここで一端休憩させてもらうと良いでしょう。

やまびこ駅到着

さて、やまびこ駅に着きました。

長坂ゴンドラ やまびこ駅

ここは標高1400mです。涼しくて快適です。

ゴンドラの降り口には、虫よけスプレーが置いてあります。森林浴トレッキングに行く人は、使っておくことをオススメします。けっこう虫がいますので。

やまびこ駅の虫よけスプレー

駅から外に出てみるとハンモックが3つほど吊るしてあったので、ちょっと寝転んでみました。そのまま寝てしまいそうなぐらい気持ちよかったです。

やまびこ駅のハンモック

とりあえず小毛無山展望台を目指す

森林浴トレッキングのコースはいくつかあるようなのですが、まずは一番簡単にたどり着けそうな小毛無山の展望台を目指すことにしました。

ゲレンデの横に展望台への道しるべがあります。

小毛無山展望台への道標

標高差は50mで、距離自体も450mとそんなにないので、小毛無山展望台までは体力のない人でも比較的楽に行けると思います。

小毛無山展望台までの山道
↑小毛無山までの道

小毛無山展望台
↑小毛無山展望台

↓小毛無山展望台からの景色です。見晴らしが良くて気持ち良かったです。

小毛無山展望台からの風景01

小毛無山展望台からの風景02

小毛無山展望台からの風景03

小毛無山展望台からの風景04
↑さらに上っていくと毛無山山頂です。

せっかくなので、毛無山山頂まで行ってみることにしました。

毛無山山頂を目指す

小毛無山展望台から毛無山山頂までは、標高差200m、距離1.4kmです。

軽い気持ちで向かったのはいいのですが、これが思ったよりもキツい…。

久しぶりの山歩きだったので、ちょっとナメてました。

かなりの急坂をダラダラ汗を流しながら、少しずつ登っていきます。

毛無山山頂までの山道

余談ですが、このようにキツい坂道を上っていると、いま現在のことしか考えられないようになります。

余計なことは一切考えられなくなり、瞑想などでよく言われる「今ここ」のことしか考えられなくなりますので、常にこういう状態が保てればストレスは激減するのかもしれませんね。

趣味などに没頭することも、これに通じます。

(関連記事)
>>幸せになりたい人必見!執着心を捨てるたった1つの簡単な瞑想法
>>ストレス解消法には、カレーと読書が効果的!?

途中、家族で登っている人たちとすれ違う時に、「こんにちは」と挨拶を交わし合うことで、少し疲れも癒されました。

初めての人は驚いてしまうかもしれませんが、登山客同士は、このように挨拶を交わし合うのが当たり前なのです。

可能であれば自分から声をかけると、さらに気分が良くなると思います。

小学校低学年の女の子と小学校高学年ぐらいの男の子を連れたご夫婦とすれ違ったのですが、女の子は途中で登れなくなってしまったようで、お母さんと下山していきました。

小学校低学年ぐらいだとちょっとキツい道のりかもしれません。ご参考まで。

何やらリフト乗り場が見えてきました。あそこが山頂なのでしょうか。

毛無山リフト

毛無山リフト近影

毛無山山頂への道標

まだでした。

でもあと540mだからもう少しですね。

毛無山山頂に到着

「山頂まで540m」の道標からは比較的すぐに山頂に着きました。

毛無山山頂

山頂には電波塔らしき建物がありました。

毛無山山頂電波塔

今登ってきた道の反対側には「赤滝登山道入口」と書かれている道しるべがありました。

赤滝登山道入口

滝は見てみたかったのですが、そちらへ行くと山の反対側へ行ってしまうようなので、とりあえずやめておきました。やめる勇気も必要ですよね。(言い訳?)

一応、山頂まで来ましたので、やまびこ駅まで戻ることにしました。

帰りは別のルートがあるようだったのですが、よくわからないので来た道を戻りました。

あとで地図を見てみると、先ほど途中にあった「山頂まで540m」のリフト乗り場のあたりに別の降りるルートがあったようです。

やまびこ駅まで戻ってから、今度はお花畑コースとブナ林コースを歩くことにしました。

(次の記事)
>>野沢温泉3泊4日のひとり旅③~熊のツメあとって…

私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。

>>管理人やじろべぇのうつ病克服体験談


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