前回までの話はコチラ
>>うつ病克服体験記(6)~生活費の重圧~
妻が職探しの合間に、うつ病に関するホームページを
いろいろと見ていた時のことです。
その中で「傷病手当金」という言葉が
目に飛び込んできたそうです。
いろいろ調べてみると、どうやら病気やケガで
会社を休職している間、加入している健康保険に
申請をすれば給料の2/3ほどの手当を「傷病手当金」
として受給できるらしいことがわかりました。
しかし、どのような場合に傷病手当金を
受給できるのか、申請はどうすれば良いのかなど、
妻がいろいろ調べてもよくわからなかったそうです。
そもそも、助成金や補助金の類は、
受給方法がわかりにくいとか、
そもそも制度すら知らないことが多いのは
非常に残念なことです。
私自身も、今までうつ病で2回、
会社を退職せざるを得ませんでした。
「傷病手当金」という制度を知っていたら、
「休職してうつ病の治療に専念する」、
という選択肢もあったのですが、
今となっては後の祭りです。
(関連記事)
>>傷病手当金はパートでも受給できるのか?
>>傷病手当金をもらえないケースでも精神障害年金なら受給可能です
国は給料から天引きという形で
もれなく税金や保険料を徴収している
にもかかわらず、補助金や助成金は
自ら申請しないともらうことができません。
そもそも制度自体を知らないという方が
ほどんどではないでしょうか。
少々脱線してしまいましたが、
妻が「傷病手当金」について調べてみても
よくわからないことが多かったようです。
それでも諦めずに調べていると、
「傷病手当金受給マニュアル」という
ネット上で受け取れるPDF形式の
マニュアル書を見つけました。
内容は、うつ病患者の著者が
「うつ病で傷病手当金をもらう方法」について
書いたもののようでした。
金額は9,800円と、普通の書籍に比べると
かなり高額なので、妻は躊躇したようですが、
背に腹は代えられないので2~3日考えた挙句、
購入することに決めたそうです。
私もその時は相談に乗れる精神状態では
なかったため、妻が一人で購入を決断しました。
「これで、生活費の心配から解放される」
と思っていたようですが、
それが大きな誤りだったと気づくまで
それほど時間はかかりませんでした。
>>うつ病克服体験記(8)
~「傷病手当金受給マニュアル」の残念な点~へ続く
幼少期から現在に至るまで
さらに詳しく体験談を書き直しました。
>>やじろべぇのうつ病克服体験談
傷病手当金を受給する方法 |
うつ病で会社に行けなくなった時、真っ先に心配になってくるのが、
生活費の問題ではないでしょうか。
“傷病手当金”という補助金が受給できれば、
生活費の心配をすることなく、治療に専念できるようになります。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。