荒木式うつ病改善とアスペルガー改善マニュアルを比較してみた

「荒木式うつ病改善プログラム」(以下「荒木式」)と
「アスペルガーADHD発達障害改善プログラム」(以下「アスペルガー改善マニュアル」)。

タイトルだけ見ますと、両者は全く異なる印象を受けますが、
実は重複する部分も多い内容となっています。

今回は、両者の違いについて詳しく比較検証していきたいと思います。

荒木式うつ病改善とアスペルガー改善マニュアルの違い

まず、前回の記事でお伝えしましたように、
アスペルガー改善マニュアルの方は、うつの症状に加えて
発達障害の人に特長的な以下の3点、

・敏感な腸
・敏感な脳
・育ってきた生育環境

に問題を抱えている人を対象としています。

>>「アスペルガー・ADHDの治療理論」参照

このうちの2つ「敏感な腸」と「敏感な脳」を改善するために、
食事や栄養素の面からアプローチしています。

3つの原因のうちの2つを食事療法で治していくという内容ですので、
マニュアルの6割程度は食事療法の内容となっています。

対して「荒木式」は食事内容を改善して
うつになりにくい体を作る治療法ですので、
すべて食事療法の内容となっています。

そして、その内容は荒木式とアスペルガー改善マニュアルでは、
重複する部分も多くなっています。

これは、両方のマニュアルの著者が独自に検証した結果、
同じような結論に達したということで、
うつ病などの精神疾患を改善する食事には
共通する要素があるということの裏付けにもなっていると
個人的には解釈しています。

もっと具体的に言いますと、アスペルガー改善マニュアルの方が、
荒木式の内容を包含している、という言い方が正しいと思います。
(完全に包含しているわけではありません)

ですので、発達障害のマニュアルを実践すれば、
うつの症状も改善する確率は高くなると考えられます。

アスペルガー改善マニュアルは、
うつ症状に加えて、発達障害の人に適さない食事を
制限していきますので、荒木式よりも制限が多くなるのが
デメリットと言えますが、うつ症状と発達障害の
両方に効果を得られるというメリットがあります。

ここまでをまとめますと、

・荒木式:うつ症状のみを改善
・アスペルガー改善マニュアル:うつ症状+発達障害を改善

・両者に含まれる「うつ症状を改善」の部分は、
 完全に同じではないが、共通する部分も多い。

・発達障害を改善する、という要素があるために、
 アスペルガー改善マニュアルの方が荒木式よりも制限は多くなる。

ということになります。

私個人の見解としては、純粋に内容自体で比較してみると、
アスペルガーADHD発達障害改善マニュアルの方が
優れていると感じます。

それは、単純に書かれている内容が
食事療法にとどまらず、家族間の関係など、
生育環境その他にまで言及しているためです。

荒木式の方が総合評価を高くしている理由

ではなぜ、内容が優れているアスペルガー改善マニュアルの方が
荒木式より総合評価が低いのでしょうか。

これに関しては、私のジレンマでもあるのですが、
「総合的に評価するとそうならざるを得ないから」
というのが率直な回答です。

荒木式がアスペルガー改善マニュアルに比べて
総合評価が高い理由としては3つあります。

・全額返金保証がついている
・無料メールサポート(1年間)がついている
・価格が発達障害マニュアルよりも抑えられている

全額返金保証に関しましては、
誰にでも100%効果のある治療法は存在しない以上、
一定期間試してみて効果がなければ購入代金を返金してもらえる
この制度がついている方が、購入者にとっては親切と言えます。

サポートに関しても、やり方がわからない時や、
続けるのが困難に感じた時など、やはりサポートが
ついていた方が心強いということ。

そして、当たり前のことですが、発達障害マニュアルに
書かれている内容は、うつ症状に効果はありますが、
発達障害に当てはまらない人にとっては、
自分には関係のない情報も含まれていることになります。

うつ症状のみに悩んでいる方には、シンプルに
荒木式を実践した方が効果的なのです。

以上のような3つの理由から、両者のマニュアルの目的に対して、
より荒木式の方が購入者のニーズを満たしているという意味で、
総合評価の点数は高くなっています。

しかし、内容だけで優劣をつけるなら、
私個人的にはアスペルガー改善マニュアルの方が
優れているという結論になります。

管理人の場合

私の場合は、どちらの内容を実践しているかというと、
両方の内容を実践しています。

最初に荒木式を手にしましたので、荒木式を実践していましたが、
その後レビュー記事を書くためにアスペルガー改善マニュアルを手にしました。

レビュー記事を書くためだけに入手したので、
当初は発達障害マニュアルの内容を実践するつもりはありませんでした。

しかし、内容を読んでみると、私にも当てはまると感じられる部分が多く、
付属のアスペルガー自己チェックリストでは28点でした。

このチェックリストでは、33点以上の人が
アスペルガー・高機能自閉症の可能性が高い、
ということになっています。

私の場合、基準値には達していませんが、
完全に安心はできないような微妙な点数です。

症状が当てはまる部分も多く感じたので、
アスペルガー的な要素も比較的強く持っているのだろう、
と感じています。

そのように、比較的点数が高めだったことと、マニュアルに
書かれている発達障害の特徴が自分に当てはまっていると感じたことから、
このマニュアルの内容も現在は取り入れるようにしています。

結果的には、「敏感な腸」「敏感な脳」を改善する食事内容、
さらに「育ってきた生育環境」によって生じていると考えられる
「感情の抑制」を改善するプログラムを加えたことで、
さらに体調は良くなったと実感しています。

そして、それに伴う精神的な症状も、
以前にも増して効果を実感していますので、
この方法は私には合っていたということなのでしょう。

まとめ

・うつ症状にのみ悩まされているなら荒木式がおすすめ。
>>荒木式うつ病改善プログラムのレビュー

うつ症状でお悩みの方でも、精神的な症状か身体的な症状かで
選ぶマニュアルは変わってきます。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
>>荒木式と2ヶ月間 うつ病改善プログラムを比較してみた

・うつ症状に加えて「敏感な腸」「敏感な脳」「生育環境」のいずれかに
 問題を感じている方にはアスペルガー改善マニュアルがおすすめ。
>>アスペルガーADHD発達障害改善マニュアルのレビュー

やはりご自分の症状や目的でマニュアルを選ぶのが
改善の効果をより高めると個人的には考えています。

この記事がご自分に合ったマニュアル選びの参考になれば幸いです。



(関連記事)どっちがいいの?比較記事一覧

●【考え方を変える】教材対決
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