入院費の限度額とは?

さて、先日まで入院していたことは昨日の記事でお伝えしました。
急性胃腸炎で緊急入院。原因はストレス

ところで、皆さんは「限度額適用認定証」というものをご存知でしょうか?

医療費の自己負担が高額になった場合に、
窓口で保険証と一緒に「限度額適用認定証」を提示すれば
月単位の支払いが一定の限度額にとどめられるというものです。

収入によって3つの区分に分類されます。
自己負担限度額の計算方法は以下の通りです。

A:上位所得者(標準報酬月額53万円以上) 150,000円+(総医療費-500,000円)×1%

B:一般 80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

C:低所得者(市町村民税非課税者) 35,400円

大抵の人はBの適用になると思います。
この制度はうつ病の入院でも適用されますので参考にしてください。
また、「自立支援医療制度」は 通院の場合、自己負担額が10分の1になる
という制度ですので、入院費には適用されません。

限度額適用認定証の交付を受けるには

●国民健康保険にご加入の方
 保険証・印鑑をお持ちの上、各市町村の担当窓口にて申請(即日交付されます)

●社会保険(協会けんぽ)にご加入の方
 ①申請書を協会けんぽのホームページでダウンロード、
  または協会の各支部に電話のうえ取り寄せてください。
 ②申請書を協会けんぽに郵送
 ③限度額適用認定証を協会けんぽからご自宅へ郵送(おおむね一週間)

●社会保険(健康保険組合等)にご加入の方
 加入されている保険者により手続き方法が異なる場合があるので
 詳しくはお勤めの会社または保険者にご確認ください。

私の場合は、協会けんぽに加入していたので、
ホームページから申請書をダウンロードして郵送しました。
記入例も掲載してあるので、それほど難しくはありません。

→限度額適用認定申請書
→申請書記入例

★ご注意
病院では月をさかのぼっての手続きはできません。
例えば、私の場合11月に入院して11月のうちに退院したので、
11月中に限度額適用認定証を取り寄せなければなりません。
入院時から1週間経過してからこの制度のことを知ったので、
急いで申請しました。なんとかぎりぎり間に合いましたが。。

入院予定日数や入院費などがどれぐらいかわからなければ、
入院時にとりあえず申請しておいたほうが良いでしょう。
必要なければ使わなければいいだけですから。

では、その月内に認定証が届かなかったらどうなるのかというと。。
病院窓口では手続きはできませんが、
後で協会けんぽなどに高額療養費として申請すれば
差額はちゃんと戻ってきます。
が、この場合差額は2~3ヶ月後の振込みとなるので注意しましょう。

実際にかかった入院費

私の場合、総医療費が453,010円でした。
その他、食事療養費(保険外)が5,460円と検査着(保険外)が70円。

病院食や差額ベッド代などは保険外となり、自己負担となります。
が、病院食は1食260円ぐらいと安いのでそんなに負担にはならないでしょう。

ここで先ほどのBの計算式を適用して自己負担限度額を算出してみましょう。

80,100円+(453,010-267,000円)×1%=81,960円

これに食事代などの自己負担額を足して、
81,960円+5,460円+70円=87,490円
実際に病院に支払った金額は87,490円となりました。

限度額適用認定証の存在を知らなかったら、
単純に総医療費の3割が自己負担となっていたので、

(453,010円×30%)+5,460円+70円=141,430円

を払わなければならなかったことになります。
知っていたので、53,940円を損しないで済みました。

とはいっても、退院時に認定証が間に合わなかったので、
退院時は141,430円かかりました。
しかし、その金額はカードで支払ったので、
ポイントを多くつけることができました。

認定証が届いたのが退院の2日後。
再度病院に行って認定証と入院費の明細を窓口に提出して、
53,940円を現金で戻してもらいました。

病院に行くのはちょっとした手間でしたが、
カードのポイントを多くつけることができて、
私の場合はかえってラッキーでした。

今回、入院は初めての体験でした。
病院食は量が少なくて、かなりお腹がすきましたが、
規則正しい生活習慣で健康的に過ごすことができました。
やはり体を作るのは食べ物ですから、食事は大事です。

食事でうつ病になりにくい体を手に入れることもできます。
実際に病院でうつ病治療に使われている食事療法です。

「荒木式 断糖食でうつ病を改善」詳しいレビューはこちら

私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。

>>管理人やじろべぇのうつ病克服体験談


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