うつ病の周囲の人がしておいたほうが良い対応について、
今まで数回に分けてお伝えしてきました。
ちょっとまとめてみますと…
(1)うつ病の兆候に気づいてあげる
(2)専門医の受診を勧める
(3)うつ病に関する正しい知識を持つ
(4)環境を整える
(5)うつ病の人の気持ちを理解する
(6)「励まさない」「怒らない」「焦らない」
(7)否定せずに、全てを受け入れる気持ちで話を聞く
このように書き出してみるとわかるように、
うつ病の周囲の人がすることは、決して簡単とは言えません。
「全てを受け入れる」と言っても、来る日も来る日も
延々と愚痴や悩みを聞かされ続けていたのでは、
今度は周囲の人の神経が参ってしまいます。
うつ病は、もちろん伝染する病気ではありませんが、
医療業界では“うつは伝染(うつ)る”と言われています。
おそらく、うつ病患者が発する「マイナスのエネルギー」が
周囲の人にも悪影響を及ぼすためでしょう。
その他にも「私の対応のせいで、自殺してしまわないだろうか」
と、過度のプレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。
周囲の方は、本当に大変だと思います。
だからこそ、うつ病の人へのケアも大切ですが、
周囲の人自身にも、ケアをしていく必要があるのです。
具体的には、
・自分の生活リズムを崩さない
・自分のための時間を確保する
・時には患者よりも、自分を優先する
というように、うつ病の人に必要以上に振り回され
過ぎないことを意識して接していくように心がけましょう。
(参考)>>自分を大切にする
「信頼できる第三者に相談する」というのも有効です。
友人、知人などでも良いですし、
「うつ病患者について相談する」という名目で、
あなた自身が専門医を受診しても良いでしょう。
あなた自身がうつ病になりかかっていたら、
受診することで早期発見にもつながります。
適度にガス抜きをして、
一人で悩まないということが大切ですね。
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