今回は「自分を大切にする」という観点から
うつ病を予防する方法をまとめたいと思います。
自分の時間を確保する
今日、あなたは自分のためにどれぐらい
時間を使ったでしょうか。
家族のため、会社のため、恋人のため、、、
と努力しすぎるあまり、
ほとんど自分のために時間を使えなかった
なんてことにはなっていませんか?
人のためにばかり動いていると
いつの間にかストレスを溜め込んで
しまっているかもしれません。
そのストレスが健康を蝕み、
あなたが病気になってしまったら
結局、家族や会社に迷惑をかけてしまいます。
自分の時間を確保して、
しっかり休養をとることは
周囲の人のためでもあることを
忘れないでください。
自分を褒めてあげる
普段から自分にやさしく接していますか?
子どもは褒めて伸ばすのが大事なように、
自分に対しても褒めてあげることは大事です。
厳しくしてばかりだと疲れてしまいます。
ちょっとしたことでも
自分を褒めてあげる習慣をつけましょう。
例えば、「良かったこと日記」をつけて
楽しかったこと、嬉しかったことを
書き留めてみるのも良いかもしれません。
「朝、いつもより少し早く目が覚めた」
「今日はあまりイライラしなかった」など
些細なことでも書いてみてはいかがでしょう。
あとで読み返した時に、
自分の気持ちを持ち上げるきっかけにもなります。
日記をつけよう、と気負いすぎても逆効果ですので
つけたりつけなかったりでも良いので
自分のペースで書いてみることをオススメします。
また、余裕があれば、良かったことだけでなく
ストレスを感じたことも「ついで」に
サラっと書いておけば、自分の気分の波が
わかるようになります。
気分の浮き沈みの周期がわかれば、
気分をコントロールしやすくなります。
(関連記事)
>>感情日記で不眠を解消
>>自分から行動できない人のための記録法とは?
うつに理解ある知人を持つ
自殺に関する研究によると、
自殺者の大半は強い孤独感に苛まれているようです。
自分を自殺の衝動から守るためにも
孤独を避けることは非常に重要です。
(関連記事)
>>うつ病の孤独感を克服する3つの方法
通院している病院のデイケアや、
最近ではインターネットのSNSなどでも
いろいろなコミュニティを探すことができます。
うつに理解ある人に自分の話しを聞いてもらうだけでも
随分気分は楽になるのではないでしょうか。
必要以上に無駄なエネルギーを使わない
うつ病になると、人からどう思われているのか
無闇に気になることがあります。
(関連記事)
>>他人の評価が気になる~武井壮と所ジョージの違い
自分が他人に言ったひとことに対して
「あの人を傷つけてしまったのでは」と気に病んだり、
逆に他人が言った何気ないひとことに傷つき、
いつまでもクヨクヨと思い悩んだりしてしまうものです。
しかし、ほとんどの場合、
相手はあまり気にしていないのも事実です。
これらは、「認知療法」で言う
典型的な「歪(ゆが)められた考え方」をしてしまっており、
うつ病になりやすい人が陥りがちな考え方です。
うつ病のときは、ただでさえ、
エネルギーが枯渇している状態なのに、
そのように思い悩むのは、ますます自分自身から
エネルギーを奪ってしまうことになります。
相手が特に大切な人でもない限り、
「なるべくその問題について考えない」ことも
自分を守るためには大事です。
しばらくしたら、時間が解決してくれていた
なんてことは往々にしてあることですからね。
こちらの記事も参考にしてみてください。
>>「自分に優しくする」という本当の意味
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。