先日、妹夫婦が家に遊びに来た時に、
妹からちょっとした相談を受けました。
妹「○○(妹の旦那)くん、言っていいよね?」
旦那「うん…」
妹「実は、○○くんの妹さんの旦那さんが
うつ病で会社を辞めて…」
妹と旦那という言葉が
重複していてわかりづらいので少し整理します。
私の妹:以下A子
私の妹の旦那:A郎
A郎の妹:B子
B子の旦那:B郎←うつ病で会社を辞めた
B郎さんがうつ病になり会社をやめてしまい、B子さん夫婦が
B子さんの実家で両親と一緒に住むということでした。
A夫婦も両親の実家の近所に住んでいますので、
頻繁にB郎さんとも会うことになるだろうから、
「うつ病の人にはどう接すればいいのか?」
「うつ病の夫への接し方をB子さんにも教えてあげたい。」
という相談でした。
うつ病患者を身内に持つ人の反応
どうしてB郎さんがうつ病になったのかなど、
いろいろ事情を聞いていたら、A郎くんが
「あんまり心配することないんじゃないの?
きれいな空気を吸えば気持ちも変わるだろうし、
酒でも飲みながら俺とB郎君の二人で
腹を割って話せばうつ病も治ると思うよ」
と妹に言いました。
よくはわかりませんでしたが、何だかあまり
この話題には触れたくないように見え、
A郎くんには珍しく、強めの口調で
話を終わらせたがっているようでした。
そんな様子でしたので、その話は早々に終わらせ、
別の話題に移っていきました。
妹夫婦が帰ってから、A郎くんの様子について
妻と二人で話をしました。
私「A郎くん、どうしたんだろうね?」
妻「義理の弟って言っても、自分の身内みたいなものだから
あんまりこういう話には触れたくなかったんじゃない?」
実際のところはわかりませんが、
そんなところなのかもしれません。
私自身はうつ病経験者ですから、
別にうつ病がそれ程珍しいことだとも思いませんが、
まだまだうつ病という病気に対しては
世間の偏見が多いのも事実でしょう。
私が、うつ病がきっかけで自宅で仕事をするように
なったことをA郎くんは知っているので、
私に対しても色眼鏡で見ているかもしれません。
これは私の認知のゆがみ「結論の飛躍」かもしれませんが。
まぁ、私のことはどうでもいいのですが、
A郎くんやA郎くんの実家の方たちが
どのようにB郎さんに接するかが心配になりました。
妹に渡したプレゼント
うつ病になると、ただでさえ
「自分なんてダメだ…」と思ってしまいがちです。
しかも、仕事をやめてしまったとなると、なおさら
普通に働いている人と自分を比べてしまい、
「自分は劣っている」と考えやすくなりがちです。
そんな中「嫁の実家」という他人の家に入るわけですから、
「かなりストレスがたまるんじゃないかな」と心配になりました。
うつ病の時に「急激な環境の変化」は御法度と言われていますし…
A郎くんも、様子を見た限りでは、
あまりうつ病に理解があるようには見えませんでしたし…
妹夫婦はその晩、私の家の近所にある
両親の家に泊まって明日帰ることになっていたのですが、
B郎さんのことが心配になったので、明日帰る前に
もう一度、私の家に寄るように妹にメールしておきました。
いちおう、妹だけでもうつ病の人への接し方を
知っておいた方がいいだろうと思ったのです。
寝る前に「うつ病の家族への対応マニュアル」を
プリントしておき、次の日妹に渡しておきました。
妹は「ありがとう~!」と、とても喜んでくれました。
みんなで回し読みでもして、正しい接し方を
学んでくれると嬉しいのですが…。
少なくとも奥さんのB子さんにはぜひ読んで欲しいところです。
B郎くんが早く良くなって仕事復帰できることを祈っています。
妹に渡したマニュアルの詳細についてはこちら
>>うつ病の家族への対応マニュアル【特典&レビュー】
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。