うつ病になるきっかけは人によってさまざまです。
言い換えれば、誰にでもうつ病になる危険性がある
ということです。
サラリーマンの方なら、不況によるボーナスカットや
リストラ、会社の倒産など職場環境の変化などによって
主婦の方なら、子どもの成長、独立によって
心にぽっかり穴があき、うつ病に至ることがあります。
これがひどくなると、ぽっかり空いた穴を
アルコールを飲むことで紛らわせようとして、
いわゆる「キッチンドリンカー」や「アルコール依存症」 にまで
発展してしまうこともあります。
定年後の老人であれば、仕事を辞めた途端に
燃え尽きたようになり、うつ病に至ることもあります。
最近は社会の複雑化によって、
子どもでもうつ病になることがあります。
社会現象になっている「いじめ」などが
きっかけでうつ病になる子どもいることでしょう。
私も経験しましたが、身内や親しい人の死なども
うつ病のきっかけとなりえます。
悪い例ばかりあげましたが、
本来は喜ばしいようなことでもうつ病になることがあります。
会社での昇進や栄転、結婚、出産、マイホームの取得なども
うつ病のきっかけになりうるのです。
昇進などをめでたいことと捉えられずに、
「頑張らなくちゃ」などと自分にプレッシャーを
与えてしまうためです。
うつ病の人は「環境の変化」に対応するのが
あまり得意ではないという特徴があります。
急激な変化があるときには心の準備をしておくだけでも、
うつ病予防に役立つと言われています。
ほかに「認知療法」でマイナスに考えてしまいがちな考え方を
修正していくという方法もあります。
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タグ ：アルコール依存症 うつ
