3月9日の世界一受けたい授業で、
自律神経の特集をやっていましたのでご紹介します。
自律神経には、アクセル役の「交感神経」と
ブレーキ役の「副交感神経」があり、
それぞれのバランス比は1:1が理想的と言われています。
この自律神経のバランスが、不安やストレスなどで乱れると
パニック障害や社会不安障害などの心の病気にかかってしまいます。
あるうつ病患者の方は自律神経のバランスが、
交感神経:副交感神経=94:6で、
ほとんど副交感神経が使われていない状態でした。
男性は40歳、女性は30歳をこえると、
副交感神経が低下するため、急激な体力の低下を痛感したり、
更年期障害になる人が急増するとのことでした。
(関連記事)
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>>更年期うつの治療にホルモン療法は効果がない?
心と身体の健康には「自律神経」が鍵を握っているわけですね。
(参照)>>うつ病や体の痛みを解消するには
自律神経バランスの良かった出演者
番組の出演者に平常時の自律神経バランスを
計測してもらい、ランキング形式で発表していました。
自律神経のバランスが最も良かった二人は、
ローラさん(22)と、モデルのすみれさん(22)。
(すみれさんは、石田純一さんと松原千明さんの娘です。念のため)
ローラさんの自律神経バランス
交感神経:副交感神経=45:55
自律神経の活動量=221(20代の平均値28)
ローラさんは、寝る前に必ずストレッチをやっているそうです。
ストレッチはリラクゼーション効果があり、
副交感神経が上がった状態で眠りにつくことになり、
睡眠の質が良くなるということでした。
ローラさんは毎日ストレッチをやっているので、
逆にやらないと気持ち悪くて寝られなくなるそうです。
良い習慣づけをしていますね。
ローラさんは自律神経のバランスも良いですが、
活動量がダントツでトップでした。
すみれさんの自律神経バランス
交感神経:副交感神経=44:56
自律神経の活動量=31
すみれさんは、運動が好きで、
ダンスを14年ぐらいやっているそうで、
運動も自律神経には良い影響を与えるそうです。
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自律神経バランスの悪かった出演者
自律神経のバランスが最も悪かったワースト3は…
3位 ハリーさん(28)、2位 芹那さん(27)、
1位 森三中大島さん(33)でした。
ハリーさんの自律神経バランス
交感神経:副交感神経=73:23
自律神経の活動量=11
ハリーさんは、寝る前に腹筋を300~400回行なう
そうですが、これは寝る前に交感神経を上げて
しまうため、自律神経には良くありません。
寝る前に良い音楽を聴いたり、良い香りを嗅いだりすることが
交感神経を下げることになり、睡眠の質が良くなるそうです。
芹那さんの自律神経バランス
交感神経:副交感神経=84:16
自律神経の活動量=15
芹那さんは朝食を抜くことが多いということでした。
人間の身体には体内時計が組み込まれており、
朝食と朝の太陽の光で体内時計をリセットしています。
忙しくて時間が不規則だったりすると、
このリセット作業が正常に行われないため、
自律神経に悪影響を及ぼすそうです。
(参考)>>質の良い睡眠をとるには(昼夜逆転の治し方)
森三中大島さんの自律神経バランス
交感神経:副交感神経=21:79
自律神経の活動量=10
森三中の大島さんは、普段から他のメンバーに対して
イライラすることが多いとのことでした。
自律神経のバランスが悪いと、ちょっとしたことが
ものすごく気になるそうで、そんな時には
他人や自分の頭を撫でてあげることが効果的なんだとか。
いつでもそれぐらいの余裕が大切だということですが、
実際にスポーツマンも緊張した時に、自分の手の甲を撫でて
緊張を和らげる方法をとっているそうです。
トップアスリートにもよく指導していることだそうで、
生活に取り入れてみる価値は十分にありそうですね。
まとめ
自律神経のバランスを保つために効果的なことを
日常生活でも取り入れていきましょう。
・睡眠の質を良くするために、普段から運動したり、
寝る前にストレッチや良い音楽を聴いたり、
良い香りを嗅ぐなどリラックスしながら眠りにつく
・朝の光を浴びて、朝食をしっかり摂ることで
体内時計をリセットする
・イライラした時や緊張した時に自分や他人の頭を撫でる
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。