老人性認知症もうつ病と見分けがつけづらい病気です。
脳細胞が老化などによって死滅してしまうと、
皮膚や消化器の粘膜などとは異なり、
新しい細胞が生まれ変わって出てくることはありません。
老化や脳血管障害、アルツハイマー病などによって
脳細胞が死滅し、病的な物忘れや、
記憶障害など知能の低下が生じます。
これを認知症と呼んでいます。
ところが、似たような症状がうつ病によって
引き起こされることも多いのです。
気力の衰えなど、うつ病が原因で
物忘れなどの症状が現れているにも関わらず、
誤って認知症と判断してしまわないよう注意が必要です。
もし認知症ではなくうつ病だったとしたら
「自分は認知症になってしまった」
「もう何をやってもダメだ」と自分自身を
責めてしまい、最悪の場合は自殺をして
しまう危険性もあり、大問題につながります。
認知症がかなり進行している場合は、
自覚がないため自分を責めたりはしませんが、
軽度の場合は、まだ自覚があるだけに
本人のショックが強くなり、認知症が原因で
うつ病を併発するということもあります。
また、お年寄りは行動範囲も狭くなり、
身近な友人・知人の死に接する機会も増え、
また身体機能の衰えなどといった要因からも気が滅入り、
うつ病を発症する機会も多くなりがちです。
以上のように、高齢者のうつ病と
認知症は複雑に関連し合っているため、
境界線も曖昧となっており、
見分けるのはかなり難しいと言えるでしょう。
忘れっぽくなった、話のつじつまが合わない、
時間・場所がわからない、など少しでも
おかしいと感じたら、できるだけ早期のうちに
適切な治療を受けさせることが肝心です。
ある番組で、うつ病と認知症の
とてもわかりやすい見分け方を紹介していました。
参考までにご覧ください。
>>老人性うつ病と認知症の違い~冷蔵庫と財布でわかる見分け方
認知症には「イチョウ葉エキス」が
進行を抑える効果があると言われています。
ドイツなどのヨーロッパ各国では医薬品として
扱われているイチョウ葉エキスですが、
日本ではサプリメントとして扱われています。
このように、サプリメントの中にも
医薬品と同等の効果があるものも多々あるのです。
他に、高齢者向けのうつ病治療には、
「荒木式うつ病改善プログラム」と
「2ヶ月間うつ病改善プログラム」がおすすめです。
どちらも薬を使わない治療法なので副作用もなく、
症状が重くても実践しやすい工夫がなされています。
(関連記事)>>うつ病で本が読めない時にオススメの教材は?
●気分がすぐれないなどの精神的な症状が強い方はこちら
>>荒木式うつ病改善プログラム【特典&レビュー】
●原因不明の体の痛みが強い方はこちら
>>2ヶ月間うつ病改善プログラム【特典&レビュー】
両教材の詳しい違いはこちらをご覧ください。
>>荒木式と2ヶ月間 うつ病改善プログラムを比較してみた
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。