最近はテレビ番組でもうつ病を取り上げたり、
雑誌やニュースなどでも「うつ病」という
言葉をよく見かけるようになりました。
うつ病の認知度が上がるにつれ、
精神疾患で病院に行くことに抵抗感を持つ人も
以前よりは少なくなっているのではないでしょうか。
うつ病についての正しい知識や認識を持つことは、
うつ病を予防する上でも非常に重要です。
自分がうつ病になった原因を分析する
自分が何故うつ病になったのかを
客観的に分析することは、
うつ病の再発を予防する上で非常に大切です。
あらかじめ、うつ病になりやすい状況が
わかっていれば、そのような状況も避けることが
可能になってくるでしょうし、
次善の策を講じることもできるでしょう。
忙しすぎて余裕がなくなると発症しやすいという方なら、
忙しくなったら同僚に仕事を手伝ってもらえるよう
あらかじめ伝えておくなど、
前もっていろいろ対策が立てられます。
(参照)>>仕事のストレスでうつ病にならないために
大事なのは、うつ病になる前に心のSOSに気づくことです。
自分の置かれている現状はどうなのか
日ごろから気をつけてチェックしておきましょう。
うつ病に対して正しい知識を身につける
うつ病の症状が重い初期などは、とりあえずうつ状態を
脱するために薬の服用を続けたほうが良いのですが、
「あまり薬を常用するのはよくないんじゃないの?」などと言われると、
そうかなと思って薬をやめてしまうこともあるかもしれません。
薬の服用を途中でやめてしまうと「離脱症状」が起こり、
うつの症状が悪化する危険性があります。
正しい知識がないと上記のような誤った行動を
とってしまいがちです。
(注記)個人的に薬に対しては対症療法としての効果は
あると思いますが、長期的な服用はしない方が良いと思っています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
副作用などが辛くてどうしても薬は飲みたくないという場合には、
メンタルに効くサプリメントなどの正しい知識を持っていれば、
薬の他にも解決策があることに気づくことができます。
薬を使わない治療法については、
こちらの記事をご覧ください。
私の場合もうつ病に対する正しい知識がなくて、
判断を誤ってしまったことが多々あります。
たとえば、以前うつ病を発症したときに、
「会社に申し訳ない」という気持ちから
退職してしまったことが何度かあります。
(参照)>>やじろべぇのうつ病克服体験談
「うつ病のときには重大な決断をしないほうが良い」
ということを知ってさえいれば、
傷病手当金をもらいながら休職するなど、
また違った対応ができていたかもしれません。
(参照)>>うつ病治療中にやってはいけない2つのこと
正しい知識は皆さんを助けてくれます。
うつ病の予防のためにも、誤った情報に左右されない
正しい知識を蓄積していきましょう。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。