うつ病で病院へ行く場合には、
薬物療法だけでなく、精神療法も
行なっている病院がおすすめです。
今回は、病院を選ぶ際の
注意点などをまとめてみました。
私がこのサイトを立ち上げたのは、
自分の記録のためとか、なんとなくという気持ちも
強かったのですが、だんだんとうつ病で苦しんでいる人を
助けたいという思いも強くなってきました。
(関連記事)
>>なんとなくやってみる~なかなか行動できない人へ
うつ病治療をしていく上で、まずは生活費等お金の問題を解決し、
何の心配もなく休養をとることができるように、
自立支援医療や傷病手当金、精神障害者保健福祉手帳などの
補助金や保護制度をご紹介してきました。
傷病手当金で生活費を確保しながら休職し、
自立支援医療を利用して、心療内科やクリニックで
安く治療を受けることをおすすめしています。
そこから、スムーズにうつ病の克服にまで至れば問題はないのですが、
病院へ行っても診療時間をあまり割かずに薬だけ出して終わり、
という医師が多いのもよく耳にします。
まず、そのような医師は信頼できないと思いますので、
薬の話しかしない医師は選ばない方が良いでしょう。
>>心療内科・精神科が話を聞いてくれない~5分診療の真実とは?
薬物療法は、うつの症状がひどい初期や、重症のうつには有効だと思いますが、
根本的なうつ病の克服にはあまり効果はないと思っています。
言い方は悪いですが、薬は所詮対症療法に過ぎず、再発防止なども含め、
うつ病を根本的に克服するには、体の中から改善する「食事療法」や
考え方を変えていく認知療法などの「精神療法」が必要だと実感しています。
さらに、やたらと薬をたくさん出す医師にも注意が必要です。
同じ系統の薬、たとえば抗うつ薬を2種類以上
処方する医師もいるようですが、同じ種類の薬を
複数飲んでも現時点では、効果が確認されていないそうです。
大量の薬は強い副作用の危険性がありますし、
副作用とうつ症状の区別もつかなくなってしまいます。
(参考)>>うつ病の薬は飲みたくない!~10年以上治らないあなたへ
私が最後に通っていた病院では、デイケアや運動療法、食事療法、
認知療法など、さまざまな「精神療法」その他の治療法を取り入れつつ、
うつ病の改善に務めていましたが、以前通っていたメンタルクリニックでは
5分ほど問診をして薬を出して終わり、という診察でした。
これでは治るとは思えずに、途中で病院へ行くのを
やめてしまったという苦い経験があります。
薬物療法だけでなく、精神療法も行っている病院を選ぶことが
失敗しない病院選びのポイントかもしれません。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。