「自立支援医療(精神通院)」を利用するには
具体的に何をすればよいのでしょうか。
申請に必要な書類等を揃えて、
お住まいの市区町村役所へお持ちいただくだけで大丈夫です。
申請に必要なもの
●自立支援医療支給認定申請書
●医師の診断書
●健康保険証
●印鑑
●所得や収入を確認できるもの
各自治体によって若干異なるかもしれませんが、
基本的に上記のものが揃っていれば問題ないでしょう。
私の場合は、3度目のうつ病にかかった時に、
自分で調べて「自立支援医療」の存在を知っていたので、
4回目の時にようやく利用することができました。
まず、自分の通院している心療内科などで
うつ病の診断書を書いてもらいます。
ちなみに、うつ病以外には、
認知症等の脳機能障害、薬物関連障害(依存症等)、
統合失調症、躁うつ病、てんかん、
精神医療に一定以上の経験を有する医師によって
集中的・継続的な通院医療を要すると判断された方
などでも自立支援医療制度を利用できます。
お医者さんに書いてもらった診断書を持って、
お住まいの市区町村役所の福祉課などに行き、
「自立支援医療の申請をしたい」と言えば、
丁寧に案内してくれると思います。
「自立支援医療支給認定申請書」は役所にあるので
持っていかなくても大丈夫です。
「所得や収入を確認できるもの」も持っていきませんでしたが、
役所の人がその場で市民税などから調べてくれるので、
同意書を書くだけで対応してくれます。
役所の人の対応はとても丁寧で、気持ちの良いものでしたので、
心配はいらないと思います。
これで経済的な負担はかなり軽減するのではないでしょうか。
知らないばかりに損をしてしまった、ということのないようにご注意ください。
自立支援医療とあわせて申請しておきたい補助金は以下の2つです。
受給資格があるのに制度そのものを知らなかった
という人が多いので、注意が必要です。
●サラリーマンなど会社で社会保険に加入している方
≫ うつ病で休職中の給与はどうすればいい?
●自営業、無職、専業主婦、パート、アルバイトの方
≫ 精神障害年金とは?受給資格や金額について
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。