前回は「精神療法の重要性」についてお伝えしました。
前回は「精神療法の重要性」についてお伝えしました。
薬物療法ではなく精神療法が、うつ病の根本的な改善や
再発防止に役立つと実感しています。
(関連記事)>>うつ病が再発する原因は?
しかし、うつ病になる人は、それぞれ性格も違えば
うつ病になった原因やきっかけも違います。
また、不眠に悩まされる人もいれば、強い不安感に
押しつぶされそうだという人もいて症状も千差万別です。
そのような性質を持つ病気だけに、
治療法もその人の性格や症状、経過の度合いなどによって
どの治療法が自分に合っているかも人それぞれで違います。
例えば、うつ病にかかるとあまり環境を変えてはいけない
と言われていますが、人によっては
田舎に引っ越しただけで長い間苦しんでいたうつ病が
すっかり治ったということもあります。
私自身も、うつ状態だったのが、
高原野菜のアルバイトをしたことにより、
改善したことがあります。
(関連記事)>>やじろべぇのうつ病克服体験談
つまり、自分に最も合っている治療法に巡り会えるかどうかが
うつ病を根本から改善できるかどうかの鍵と言えます。
(関連記事)>>うつ病教材の効果的な選び方
私も今まで何度もうつ病を再発しており、
もういい加減うつ病とはオサラバしたいと思い、
色々な本を読んだり、治療法を試してみたりしました。
色々試した結果、自分には食事療法と認知療法をベースに、
その他簡単な改善策なども組み合わせて用いるのが合っていると感じました。
ゆっくりとですが、実際に効果も現れています。
一時はどうしようもない不安感から
自殺のことばかり考えていた時期もありましたが、
今考えるとどうしてあんな状態になっていたのか
自分でもその時の感情を思い出すことができません。
何だか不思議な感覚ですが、
それだけ回復しているということなのでしょう。
私が色々な治療法を試し、自分に合った治療法を探す時に、
一番参考になったのは、精神科医の本田昌毅先生が監修している
「うつ改善総合プログラム」という教材でした。
このプログラムでは、10以上の療法が紹介されており、
自分に合った治療法を見つけるには、
私が知る中で最適な教材だと思っています。
様々な治療法が書かれているので、
ページ数も300ページ近い大容量で、読むのが大変そうですが、
うつ病の人にもわかりやすいようにと、平易な文章で書かれているので、
時間こそかかりましたが、それほど苦痛には感じませんでした。
それぞれの治療法も1つにつき10~20分程度で出来るように
配慮されて作られているので、自分に合わないと感じたら
すぐに別の療法を試すことができます。
実際にやってみると、自分に合っているかどうかは
感覚的にすぐに分かるのではないかと思います。
私の場合は、認知療法とその他いくつかの療法を試した時に
「あ、なんかこの方法自分に合ってるかも…」と感じたので、
そのまま続けてみたらかなり症状が軽くなりました。
自分に合った治療法を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
よかったらお試しください。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。