速読は効果があるの?
あるビジネス講座の対談音声を聞いていたら、
速読の話をしていました。
その人は
「速読は効果があるが、実際その効果を
得られる人は日本で100人程度だ」
と言っていました。
速読というのは、写真のように文字を写し取る技術で、
頭の中に「絵」として文字の記憶を保存します。
そして、あとから必要な時に
その記憶を呼び出して参照します。
しかし、その技術をマスターするのはかなり難しく、
「一部の天才たちが相当な努力をしてようやく
できるかできないか、というのが真相のようだ」
と話していました。
「速読ができた」と言っている人は、
たいてい目に入ったキーワードを拾って、
それらをつなぎ合わせて「だいたいこんな内容かな」
と推測しているにすぎないそうです。
そのため、速読ができるという人に本を読んでもらい、
その内容を聞いてみると非常に浅い答えしか返ってこない。
この意見には、私も身に覚えがあったので、
とても共感しました。
私の速読体験
私も20年ほど前に速読の講座に通ったことがあります。
だいぶ昔のことなので、記憶が定かではありませんが、
10万円ほど払って10回ぐらいの講座だったと記憶しています。
眼球運動や指回しなどをやって、
文章を写真のように頭に焼き付ける、
という訓練をしていました。
ですが、結局速読はマスターできませんでした。
毎回、講座の最後には、本を短い時間で読み、
内容を発表しあう、ということをやっていました。
私はうまくできないので、冒頭で述べたように
目についたキーワードを拾い読み、
なんとなくこんな内容かな、ということを発表していました。
出席していた皆さんも、最後まで
表面的な内容しか発表できていませんでした。
当時は「速読ってこんな感じなのかな」
と考えていたのですが、実際は皆さん
出来ていなかったというのが真相なのでしょう。
速読では内容までは理解できない
速読をするのに適した本というものもあり、
たとえば内容を理解するのに時間がかかる
「数学の専門書」などは適さないと言えるでしょう。
映像として頭に記憶したとしても、
結局その内容を理解する時間は必要です。
読むのが早くなったからといって、
理解力が上がるというわけではないからです。
では、どういう時に役に立つのかというと、
たとえば何冊か本を読んでレポートを
提出しなければいけないような時でしょう。
何冊分かの情報をざっと頭に焼き付けておいて、
レポートを書くときに、あの本のあの部分に
書いてあったことを引き出して参照し、
それについて自分の意見を書く、という感じです。
たしかに、こういうことができれば
とても便利ですね。
でも、先程も述べたように、実際には
そう簡単にマスターできる技術ではありません。
なので私は自分のペースで、
ゆっくりと理解しながら読み進めるのが
自分には一番合っていると思っています。
結局、一ヶ月に百冊読んだ「つもり」になっても、
頭に何も残っていないのでは、
何の意味もないですからね。
まとめ
今回は何を言いたかったのかというと、
別に速読を否定したかったわけではありません。
「焦って結果を求めすぎると、失敗することも多く、
結局は遠回りになってしまう」
ということをお伝えしたかったのです。
うつ病の治療でも同じですよね。
「早く治したい」と焦る気持ちが、
かえって症状を悪化させてしまいます。
休養中であれば、しっかり休養する。
>>うつ病 休養の過ごし方
医師の処方のもと、薬物療法を行なっているのであれば、
自分の判断で薬をやめずにしっかり飲み続ける。
(ただし、複数の薬を大量に出す医師には要注意。)
>>うつ病の薬は飲みたくない!~10年以上治らないあなたへ
他の治療法を試しているのであれば、
ある程度の期間はじっくりと実践してみる。
当ブログのお勧め教材も参考にどうぞ。
>>管理人のオススメうつ病教材ランキング
今しなくてはいけないことを
焦らずにじっくりやり続けること。
うつ病を克服するためには大切な心構えだと思います。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。