精神科医と心療内科医、どちらもうつ病の治療を
行なっているようですが、何が違うのでしょうか。
今回は、精神科と心療内科の違いについて
書いてみたいと思います。
以前、精神科医の本田昌毅先生の著書
「うつの夜明け」(文芸社)を読んだことがありました。
その本には精神科と心療内科の違いについて以下のように書かれています。
●心療内科の先生は内科の医師が行なっている場合が多い
●中には精神科の先生が、患者さんの受診しやすさを考えて
心療内科の看板を出している場合もある
●心療内科を名乗っているのが内科の医師なら
真の精神科的な治療はできない
●心療内科は「身体に出てきた症状に重きを置く」
うつ病の治療などの専門的なことは、
精神科にかかったほうが良いとも書かれています。
まとめると、体の痛み等の身体症状を伴う場合には
心療内科を、憂うつな気分・意欲の欠如など精神症状が
強い場合には精神科を選ぶと良いようです。
ただ、あまり限定して考えすぎる必要もなく、
精神科に敷居の高さを感じているのであれば、
心療内科やメンタルクリニックでも良いと思います。
それよりも、精神科と心療内科共通して
言えることですが、薬を多量に出しすぎる医師や、
あまり話を聞いてくれない医師は避けた方が賢明です。
(参考)
>>日本特有の「多剤療法」の危険性
>>心療内科・精神科が話を聞いてくれない~5分診療の真実とは?
私は特に問題なかったので心療内科に通っていましたが、
正直、精神科は敷居が高いと感じていたこともあり、
心療内科の扉を叩いたというのが本当のところです。
(関連記事)
>>うつ病克服体験記(3)~初めてのメンタルクリニック
精神科というと、もう手の施しようがなく、
治る見込みのないような人が行くイメージが
あったので、精神科は敬遠してしまいました。
上述した本田先生の著書を読んでからは、精神科への
偏見も少しは薄らぎましたが、病状も回復したので
結局精神科へ行く機会はありませんでした。
しかし、本を読んで精神科のほうが
専門性が高いというのは理解できました。
この本田先生という医師は、「スッキリ!!」や
「アッコにおまかせ!」「中居正広の金スマ」などに
出演経験もあるので、ご覧になったことがあるかもしれませんね。
本を読んだり、テレビ出演番組を見たりして
少し興味が湧いたこともあり、本田先生が監修している
「うつ改善総合プログラム」という教材を
読んでみようと思いました。
内容に関しては、これまでの記事でお伝えしたように、
自分に合った治療法を選べて、なおかつ治った後のことまで
考えられているところが他では見られない特徴です。
また、さまざまな治療法が紹介されているので、
「自分に合った治療法がわからないので、色々試してみたい」
という方にはおすすめの教材だと思います。
海外では効果が実証され知れ渡っているのに、
日本ではあまり知られていないような治療法まで
掲載されているので、何かしら自分に合う方法が見つかると思います。
初めてうつ病の教材を読む方におすすめの内容となっています。
(前回の記事)
>>うつが治った後に、自分の理想とする人生を歩むには…
配慮という点では、ちょっとしたことですが、
教材の表紙を見てください。↓
見ていただくとわかると思いますが、
表紙にはタイトルが書かれていませんね。
これは、電車の中などで他の人にタイトルを見られて
気恥ずかしい思いをしないように、との配慮から
タイトルを入れていないとのことでした。
ちょっとしたことですが、このような点からも
患者への配慮が感じられて好感を持った覚えがあります。
興味のある方は下記のリンクから私のレビュー記事をご覧ください。
うつ病の改善には、ご自分の症状に合った治療法選びが不可欠です。
自分に合った治療法を選びたい方はこちらの記事をご覧ください。
うつ改善総合プログラム以外の治療法はこちら
>>管理人オススメうつ病教材ランキング
当ブログでは、薬を使わない治療法を推奨しています。
>>うつ病 薬を使わない治療法~「体から治す」という考え方
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。