昨日は、運動を続けることが脳の活性化にもなり、
うつ病にも効果がある、ということをお話しました。
(前回の記事)>>ランニングで頭が良くなる&うつ改善
しかし、実際のところ「続けること」というのが
なかなか難しいですよね。
そこで今日は「ジョギングを続けるコツ」を
まとめてみました。
ジョギングに限らず、勉強やダイエットなど
続けるのが難しいものに応用できると思うので
気軽に試してみてください。
新しい習慣を身につけるための3原則
新しい習慣を身につけるための3原則があるそうです。
1. ひとつの習慣に絞る
2. ひとつの有効な行動に絞り込む
3. 結果よりも行うこと自体を重視する
そして、自分の行動をコントロールするには
2つの方法があるそうです。
A.「不足行動」を増やす…運動や勉強など
B.「過剰行動」を減らす…食べ過ぎやテレビを見るなど
自分は不足行動を増やすのか、過剰行動を減らすのか
どちらかに絞ったほうが良いようです。
例えば「不足行動」を増やすことに的を絞ることにしましょう。
その場合、ジョギングなどの運動を増やすことが、
「不足行動」を増やすということになります。
不足行動を増やすには、行動を行いやすい環境を作って、
行動のハードルを下げると良いそうです。
行動しやすい環境というと、
・ランニングクラブに参加する
・10キロやハーフのマラソン大会に応募する
・家族を巻き込んで一緒に走る
・スポーツジムに入会する
・帰宅したらとりあえず着替えて外にでる
など行動を「パターン化」して続けやすくする
・走った後の「ご褒美」を用意する
・飽きないように複数のオリジナルコースを作る
などですかね。
もちろん、全部じゃなくいくつかだけでも結構です。
行動のハードルを下げるというと、
・とりあえず、少しでも走ればOKにする
・歩くだけでもOKにする
・急な用事などでできなかった時のために
例外ルールをあらかじめ作っておく
(ex.飲みに行った日はジョギングしなくてよい)
などでしょうか。
ちなみに、「過剰行動」を減らすコツは、
逆に行動しにくい環境をつくることです。
習慣化を邪魔する敵
習慣化を邪魔する敵とは、「不安」です。
「不安」とは、自分が変わることへの不安や、
失敗することへの不安などです。
人間は本能的に変化を嫌う動物なのだそうです。
原始時代には、環境の変化=「死」に直結していたので、
人間には遺伝子レベルで変化に抵抗する本能が
埋め込まれているのかもしれません。
「不安」への対処法には、
新しい習慣で得られるものをイメージすると良いそうです。
ジョギングが習慣化すると…
・身体が丈夫になる
・丈夫になって活動的になる
・活動的になって毎日が楽しくなる
・毎日が楽しくなってうつ病も治る
などなど、どんどん良い方へイメージしてしまいましょう。
他には「とりあえずやってみる」という考えも有効ですね。
>>なんとなくやってみる~なかなか行動できない人へ
「ジョギングを続けるコツ」いかがでしたでしょうか。
勉強やダイエットなど続けるのが難しいと感じていることがあれば、
ここに書いてあることを参考に、
「行動しやすい環境」「行動のハードルを下げる」
「新しい習慣で得られるものをイメージ」を
紙に書き出して、実践してみましょう。
勉強は1ヵ月、運動は3ヵ月続けると習慣化するそうです。
まずは1ヵ月を目指して始めてみてはいかがでしょうか。
「続けやすい」うつ病克服教材については、
こちらの記事をご参照ください。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。
タグ :物事を習慣化させるコツ