うつ病の症状として最も多いものが「睡眠障害」です。
寝つきが悪い「入眠障害」、夜中に目が覚めてしまう「早朝覚醒」、
熟睡できない「熟眠障害」、睡眠中に何度も目を覚ましてしまう「途中覚醒」
などに分類できる『不眠症』。
それから、日中、異常に強い眠気が起きる『過眠症』などが
うつ病に伴う睡眠障害です。
その中でとりわけうつ病患者に多いのが「早朝覚醒」の症状です。
では、どのように睡眠障害が起こるのか見ていきましょう。
レム睡眠とかノンレム睡眠とかは意味は詳しく知らなくても、
言葉自体は聞いたことがあると思います。
簡単に言うと、「レム睡眠=眠りの浅い状態」、
「ノンレム睡眠=眠りの深い状態」です。
健康な人は、まず眠りの深い「ノンレム睡眠」が現れて、
その後「レム睡眠」→「ノンレム睡眠」という状態が繰り返し現れます。
うつ病の人は健康な人と違い、
眠りにつくとまず眠りの浅い「レム睡眠」が先に現れてしまいます。
そのために、睡眠のリズムが狂って睡眠障害に陥ってしまうのです。
睡眠のリズムが狂うことによって、
体温やホルモンのバランスまで崩れてしまうので、
睡眠障害以外にも、様々な身体の異常が現れてきます。
⇒グッスリ眠って不調を撃退!~睡眠ホルモンを正しく出す方法とは?
不眠状態が長く続くと、仕事や勉強の能率が落ち、
ケアレスミスも多くなります。
また、食欲もなくなり、体重も減り、
顔色も悪くなっていくという負の連鎖に陥ってしまいます。
わたしも長く睡眠障害に悩まされていましたが、
このブログでもオススメしている“食事療法”をきっかけに
寝つきも良くなり、睡眠の質も改善しました。
わたしが実践した食事療法は「荒木式 うつ病改善プログラム」です。
睡眠障害が改善されていく様子を書いていますので、
良かったら読んでみてください。
「荒木式うつ病改善プログラム」実践してみた感想はコチラ
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。