ハンター×ハンターというテレビアニメを
録画しておいたので仕事の合間に見てみました。
自分なりのうつ病に対する考え方を
再確認するヒントが得られましたので書いておきます。
ハンター×ハンターを知らない方のために少し説明します。
ハンター×ハンターでは「ゴン」という主人公の少年が、
キルアという友達と一緒に父親を探す旅をしています。
この世界では「念」と呼ばれる力を使って敵と戦います。
「念」とは「気」のようなものだと
考えていただければ大体合っていると思います。
今は「キメラアント編」という話で、
キメラアントというのは、蟻が進化した生物です。
彼らが人間の「念能力」を取り込んで、
より進化してしまい、人間を脅かし始めたので
ゴン達がキメラアントと戦っているところです。
ゴンの仲間「カイト」がキメラアントの王
直属の護衛軍「ネフェルピトー」に
捕まっていたのですが、カイトを救うというのが
ゴンの一つの目的になっていました。
ところが、カイトはすでに死んでおり、
それを知ったゴンは絶望します。
絶望の中「カイトが死んだならもうこれで終わってもいい」と
凄まじい「覚悟」を持った瞬間に、ゴンの体が念能力によって
進化し、ネフェルピトーを圧倒的に凌駕する力を手に入れました。
「覚悟」と「大人の心の強さ」
見ていて思ったのですが、うつ病を治すのも同じで、
本気で治そうとする「覚悟」があるかないかによって、
治りの速度は全く変わるのではないでしょうか。
しかし、気をつけなくてはいけないのは、
ここで言っている「覚悟」の捉え方です。
「覚悟」とは、むやみやたらに
頑張りすぎることを意味しているのではありません。
自分で治すという覚悟は保ちつつ、効率よくうつ病を
治していくという柔軟な姿勢が大切になります。
もっと言えば、治そうという強い覚悟さえあれば、
別に治らなくてもいい、と思えるようにもなるということです。
むしろ、そのように自然体で対する方が、
うつ病にとっては良いような気がしています。
運動療法が良いからといって、動くのもままならないのに
ガムシャラに走り回ってもうつ病は悪化するだけです。
気力が伴わない場合には、
まずは気力を回復させることが先決になります。
ただ単にガムシャラに治そうとするのではなく、
自分にできない所は素直に認めて、
人の力を借りられるなら借りることも大切です。
思うように治らなくても、
「なかなか治らない自分はダメだ」と思いつめずに、
そんな自分の弱い部分も受け入れながら、
今の自分に合った方法を取り入れていくということです。
下園壮太先生の「プチ認知療法」の中では、
ガムシャラに頑張る強さを「子供の心の強さ」、
柔軟に物事の捉え方を変えながら治していく強さを
「大人の心の強さ」と捉えています。
うつ病を自分で治すという覚悟は保ちつつ、
「大人の心の強さ」で柔軟に対応していく。
うつ病に相対していく上では
そんな姿勢が大切なのではないかなと
ハンター×ハンターを見ながら感じていました。
うつ病に対する考え方がプラスに変化してきたのは、
この教材によるところが大きかったように思います。
「プチ認知療法」は無理なく考え方を変えていく
教材ですが、同じく考え方を変えていく教材に
「自己メンタルセラピー講座」があります。
>>「自己メンタルセラピー講座」感想と分析(現在販売停止中)
「うつになりにくい考え方を身に着ける」という目的は
同じなのですが、目的に至るまでのやり方が異なります。
それぞれ向き不向きがありますので、どちらの方法が
ご自分に合っているのか、以下の記事でご確認ください。
>>プチ認知療法 vs 自己メンタルセラピー講座 どっちがいいの?
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。
by karura
初めまして、karuraと言います。
私もハンターハンター大好きです
特にネフェルピトーが好きでPCの壁紙にもしてます。
私もうつ病で悩んでいる人間です。
精神障害手帳を取得しようか悩んでます。
病院に掛かりだしたのは3年前ですから期間的には問題ない
です。
9か月かけて仕事に復帰したのでうすが
つい先日症状がぶり返してまた長期で休暇を頂いてる次第です。
休暇中はお金も足りないのでHPを作ったりして生計を立てています。
家族もいますしね。
やじろべぇさんは手帳をお持ちですか?
失礼いたします。
2014年11月8日 1:13 PM
by やじろべぇ
karuraさん、コメントありがとうございます。
以前手帳を申請したことがあります。
取得しようかお悩みであれば、
こちらの記事でメリットとデメリットを
考慮の上、検討してみてください。
>>精神障害者保健福祉手帳のメリットとデメリット
ハンターハンター大好きなんですね。
テレビシリーズが終わってしまったので残念です。
karuraさんのお気に入りはネフェルピトーですか。
私は強いて言えばキルアでしょうか。
雑誌もテレビも再開するといいですね。
2014年11月8日 4:06 PM