今日は、『人は「思い込み」で生きている』
ということについてお話したいと思います。
こんな話を聞きました。
棒高跳びで長い間破られていない記録があったそうです。
何人もの有力な選手が、その記録を破ろうと
トレーニングを重ね、何度も挑むのですが、
誰一人として超えることができません。
この記録は選手たちにとって文字通り
「大きな壁」として立ちはだかっていました。
ところが、ある大会で無名の選手が
その記録を塗り替えてしまいました。
マスコミは、こぞって「誰も超えられなかった記録を
塗り替えた偉大な選手」として、その無名選手をたたえました。
ところが、その後、その出来事を皮切りに、
何年も破られなかった記録を超える選手が次々に現れました。
一体なぜでしょう?
記録が塗り替えられる前は、誰も「その記録を超えられる」
とは考えられなかったからです。
ところがある時、その考えに捉われていない選手が
あっさりと記録を超えてしまった。
すると、他の選手たちも
「な~んだ、超えられるんだ」と考えられるようになりました。
「思い込み」という「心の壁」が崩れた瞬間です。
もともと、記録保持者とその他の有力選手たちとでは
肉体的な力の差はほとんどありません。
ですから、「思い込み」から解放されさえすれば、
その記録を超えたとしても、何ら不思議はありません。
イメージトレーニングという方法もあるように、
体は脳が思い描いたイメージ通りに動こうとします。
ところが、超えられると信じられなければ、
うまくイメージできません。
その結果、体が萎縮してしまい、越えられない状態が
長く続いてしまったのです。
この出来事は、日常生活でも
あらゆることに見られる現象だと思います。
基本的に、人間は「思い込み」によって生きている
といっても過言ではないと思っています。
うつ病の人も、いろいろな「思い込み」に
がんじがらめになっています。
今、あなたが抱えている「自分はダメだ」という考えは、
うつ病の症状であり、単なる「思い込み」にすぎないと、
まずは気づくことが大切です。
思い込みを外すには以下の教材がお勧めです。
>>プチ認知療法
(参考記事)
>>プチ認知療法 vs 自己メンタルセラピー講座 どっちがいいの?
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。