先日、読者の方から傷病手当金について質問があったのですが、
やはり休職や退職というのは、実際に決断する時には
かなり覚悟がいるもので、その方も躊躇(ちゅうちょ)
していらっしゃるようでした。
もちろん、働けるのであれば、働くに越したことはありません。
なるべくなら、現在の環境に「逃げずに立ち向かう」
という姿勢は大切です。
しかし、本人の意思では「どうにもならない状況」
というのは必ずあります。
そういう時のために「傷病手当金」という制度はあるのです。
どうしても働けないのであれば、一時的に逃げることも
必要な時もあるのではないかな、と個人的には思っています。
そして、体制を立て直せば、また少し世の中や自分に対する
見え方も変わってくると思います。
そのまま働き続けるのが正解なのか、一旦休むのが正解なのか、
退職してしまうのが正解なのか、その他の方法が正解なのか…。
何が正解なのかは、選択する時には分かるはずがありません。
その人が自分(あるいは家族)で考え、
導き出した結論であれば、どれであれ正解なのでしょう。
たとえ、後で失敗したと感じたとしても、
そこから軌道修正して、自分が正解と思う方へ
進んでいけば、それは失敗とは言えません。
現実に体が悲鳴をあげてしまったのは、
あなたが自分を酷使しすぎた結果です。
頑張るのも必要なことですが、頑張りすぎて
体が悲鳴を上げてしまったときは、「もう頑張らなくて
いいんだよ」と自分に言ってあげることも、
時には必要なのではないでしょうか。
(関連記事)
>>自分を大切にする
>>「自分に優しくする」という本当の意味
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。