仮面うつ病の症状は、
「全身症状」と「部分的な症状」の2つに大別されます。
仮面うつ病の全身症状
「全身症状」には、
●だるさ、倦怠感、疲労感
●不眠などの睡眠障害
などがよく見られる症状です。
そのほかには
●食欲不振
●性欲減退
など、エネルギーの枯渇が原因で
本能にまで不調を及ぼす症状も見られます。
性欲が減退すると、男性の場合はインポテンツに、
女性の場合は月経不順などの症状が現れます。
(参照)>>うつ病でEDになることも…
仮面うつ病の部分的な症状
次に「部分的な症状」にはどのようなものがあるでしょうか。
●胃腸に見られる症状
吐き気、腹痛、便秘、味覚異常、胸やけなど
●心臓に見られる症状
動悸、胸部不快感、狭心症発作時の不安感など
●呼吸器に見られる症状
胸痛、過呼吸、呼吸困難感
→「ため息」が頻繁に現れる場合はうつ病の疑いが濃厚です
●自律神経に見られる症状
口の渇き、発汗、めまい、目のかすみ、耳鳴り
●泌尿・生殖器に見られる症状
頻尿、睾丸の痛み、不感症、排尿痛
そのほかには
●頭痛、肩こり、筋肉痛、背中の痛み、腰痛、手足のしびれ
など、部分的な症状には実に様々なものが見られますが、
共通しているのは、「痛み」を伴うということです。
(参照)>>うつ病や体の痛みを解消するには
仮面うつ病の治療法
「痛み」に加え、気力の減退や
仕事・成績の低下などが見られる場合には
身体の不調の裏に憂うつ感が隠れている可能性が高く、
仮面うつ病の疑いが強くなります。
さきほど、「痛み」を伴うと言いましたが、
痛み止めがあまり効かないのも仮面うつ病の特徴です。
ちなみに、(1)倦怠感 (2)睡眠障害 (3)身体のあちこちの痛み
の三つが、「仮面うつ病の三大症状」として頻繁に現れるものです。
内科などで検査をしても原因がわからない場合は、
仮面うつ病を疑う必要があるかもしれません。
「原因不明の体の痛み」を消すには、
根本的な原因であるストレスを取り除いたり、
乱れてしまった自律神経を整えるなどの方法が効果的です。
原因不明の体の痛みが特に強い場合には、
「2ヶ月間うつ病改善プログラム」が適しています。
体の痛みよりも、
意欲の低下や気力の減退が強い場合には、
「荒木式うつ病改善プログラム」が適しています。
両教材の違いをより詳しく知りたい方は、
こちらの記事をご覧ください。
「あなたの症状に合った治療法を選ぶ」ことが大切です。
あなたに最適な治療法が見つかるお手伝いをすることが
大げさかもしれませんが、私の使命だと考えています。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。