発達障害 人間関係がうまくいかない本当の理由とは?

発達障害で人間関係がうまくいかない

うつ病と診断されている人たちの中には、発達障害の人が一定数含まれているそうです。

このような人たちは、人間関係がうまくいかないことが多く、たとえば職場などで孤立してしまったり、その結果仕事を長く続けることができなかったりします。

そういった人たちが生きづらさを感じ、うつ病を発症して病院に行くと、発達障害が根本にあることに気づくことが多いようです。

小さい頃は「ちょっと変わっているな」と思われていたものの、知能的にはむしろ普通の人より高いので、大人になるまで発達障害だと気づかなかった人たちです。

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(参考)>>職場で孤立する“大人の発達障害”

今回は、対人コミュニケーションを難しくさせている、発達障害の人たちが持つ特徴についてお話していきます。

そして、その特徴を踏まえて、うまく人間関係を築けない人たちが抱える、本当の問題についてお伝えしたいと思います。

人間関係がうまくいかない発達障害的特徴

まずは、人間関係を難しくさせている「発達障害的特徴」について、いくつか例を挙げてお伝えします。

相手の立場を考慮しない

会社の中での役職や序列が理解できず、自分より地位が上の人にも友達に話すように話してしまう。あるいはその逆に、親しい関係なのに丁寧過ぎる言葉遣いをしてしまう、など。

アイコンタクトを避ける

人と会話をするときに、相手の目を見ようとしない。ひどい時には、あらぬ方向を観ながら話をすることもある。

親密な付き合いが苦手

相手と親しく触れ合うことが苦手なため、相手からの好意を拒否してしまう。

人と共感しない

集団の中にいても意に介さず、自分が関心のあることにのめりこみ、自分の世界に浸ってしまう。周囲へは関心を示さない。

相手との距離感がつかめない

相手に顔を不自然に近づけて話したり、相手が目の前にいるのに大きな声で話したりします。

思い込みが激しい

自分の考えだけが正しいと信じ込み、他にも考えがあることに思いが及ばない。

言葉を理解・表現することが困難

相手が何を伝えたくてその言葉を使っているのか、自分が思っていることをどのように表現すれば良いのかがわからない。伝達手段としての言葉の役割が理解できない。

相手の気持ちを察するのが困難

自分が興味を持っていることは相手も興味があるはずだと思い込み、延々と一方的に話し続けてしまう。相手が「もうたくさん」という表情をしていても気がつかない。

イントネーションが独特

顔はほとんど無表情で、抑揚のない声で話す。身振り手振りもないので、相手にとっつきづらい印象を与えてしまう。

社交辞令や冗談・嫌味などが通じない

先輩社員から「トイレが汚れているね」と嫌味を言われても、その言葉通りに受け取ってしまい、「そうですね」などと返してしまう。具体的に「トイレ掃除しておいてね」と言わないと理解できない。

間違ったことを指摘せずにはいられない

普通の人なら聞き流すような些細な違いも、きっちり訂正しないと気が済まない。目上の人であっても、思ったことをそのまま言ってしまうので場の空気を悪くしてしまうこともある。

以上のように、発達障害の人たちは、一般の人と比べて社会性やコミュニケーション能力に問題があるため、人間関係を築くことがそもそも難しい、ということが言えます。

しかし、コミュニケーションが本当の意味で上手くいっていない、という人たちは、上記のような発達障害的特徴が原因という人は実は少ない、と発達障害の専門家である(株)ハイパー・コンサルティングジャパンの須藤裕司氏は言います。

では、何が発達障害の人のコミュニケーションを阻害しているのでしょうか。

発達障害で人間関係がうまくいかない本当の理由とは?

須藤裕司氏は、発達障害の人のコミュニケーションがうまくいかない原因を2つ挙げています。

1つは、遺伝的な性質による「潜在的な不安感」

もう1つは、感情を強く抑圧してきたことによる「感情の麻痺」です。

以下、順を追って見ていきましょう。

遺伝的な性質によるもの

この内容は、以前「アスペルガーの治療理論」の記事でお伝えしました。

簡単に述べておきますと、発達障害の人は遺伝的に2つの性質を有しています。

1.敏感な腸
2.敏感な脳

この二つの要因があることで、発達障害特有の様々な症状が現れ、周囲との違和感から孤独感・無能感を感じ、常に漠然とした不安感を持ち合わせてしまいます。

潜在的な不安感から緊張状態になりやすく、言葉や行動が不自然になることで、さらに周囲との違和感が強化されていく、という負のスパイラルに陥ります。

詳しくはこちらの記事をお読みください。
>>アスペルガー・ADHDの治療理論

「敏感な脳」に関しては、前回お伝えした「感覚過敏」とも密接な関係があります。
>>音に過敏。これって病気?~発達障害の感覚過敏

感情の麻痺

次に「感情の麻痺」についてお話しします。

発達障害の人たちの中には、小さなころから精神的苦痛を我慢してしまうことが多すぎて、自分で自分の感情を過剰に抑圧してしまう人たちが多くいます。

たとえば、上の項で述べたような「発達障害的な特徴」によって、普通の人には問題なくできることが、発達障害の人にとっては困難な場合が多々あります。

普通の子どもが当たり前にできていることが、自分の子どもだけできないと、ご両親にとっては子どもの将来が非常に心配になります。

「大人の発達障害」と呼ばれる人たちは、知能的には問題ないことが多いので、発達障害などを疑われることもありません。ですから、上で述べたような社会性やコミュニケーション能力の問題が、発達障害によって起きていることがわかりません。

「発達障害」という概念を知らないご両親の場合は、子どもに良かれと思って、「躾(しつけ)という名の強制」を行なうようになります。

また、学校などでも、無意識に視線をそらす等の行動をとることにより、先生からは「嘘をついているのではないか」、同級生からは「自分のことを嫌っているのではないか」など、あらぬ誤解を受けやすくなります。

こうした状態が続くと、自分の感覚は間違っていないにも関わらず、自分がおかしいのではないかと感じてしまうようになります。

「自分が悪いから怒られるんだ」とか「どうせ自分のことなんか誰も理解してくれない」などと、自分は悪くないのに、間違った思い込みをしてしまうようになります。

「自分が悪いのだから、自分が我慢しなくてはいけない」

そのように思い込み、自分の感情を表に表そうとしなくなります。感情を抑圧することで、自分からコミュニケーションを閉ざしてしまうようになります。

感情を抑圧することで、感情が麻痺し、自分が今何を感じているのかさえ感じづらくなってしまいます。

感情が麻痺してしまうと、今までよりもさらにコミュニケーションのズレが強化され、共感性の欠如、対人緊張などがより一層際立つようになります。その結果、コミュニケーションが正常に行なえないようなレベルにまで悪化してしまうのです。

また、感情が麻痺してしまうと、ストレスも感じられなくなってしまいます。その結果、ストレスを受け続けて病気になりやすくなります。(病気には、うつ病などのメンタル系疾患も含みます。)

他の弊害としては、抑圧され続けた怒りの感情が、犯罪にもつながりやすくなります。また、生きづらさからアルコール、タバコ、その他の刺激物に依存しやすくもなります。

「発達障害的特徴」は、自分が困っている状態を把握し、どのように対処すれば良いかを考えることで解決できます。

たとえば、マナーを知らないことで相手に不快な思いをさせてしまうのであれば、身近に具体的なアドバイスしてくれる人を見つけたりすることで、状況は大きく改善するでしょう。

そういう人がいない場合には、人間関係を上手に築くための啓発書やハウツー本などを読むのも良い方法です。

基本的に、発達障害の人の多くは知的障害を伴っていませんので、マナーや常識などをきちんと理解し、日々実践することで確実に対人スキルは改善していきます。

しかし、先ほどもお伝えしたように、人間関係で本当に困った事態にまで発展してしまうのは、「発達障害的特徴」にあるのではありません。

「自分が悪いから自分が我慢しなくては」と考え、強力に「感情を抑圧してしまう」ことに大きな問題があるのです。

当ブログでおすすめしている「アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル」では、発達障害の遺伝的な特徴を根本的に治す方法や、「感情の麻痺」を解除していく方法が具体的なステップで解説されています。

「発達障害は脳の器質的な障害だから治らない」と諦めてしまっている方に、ぜひ読んでいただきたいマニュアルです。

>>「アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル」教材内容のレビュー

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