「笑うこと」は心身の健康に良い影響を与えます。
笑うと血行が良くなるため、ストレス解消につながり、
自然治癒力や免疫を高める効果があります。
かんの人が毎日笑ったり、人を笑わせたりして
過ごしていたら、がん細胞が消えた、という
実話もあるぐらいです。
2005年には「笑い療法士」という新しい医療職の
資格が生まれて話題になっていたようです。
まぁ、笑顔でいれば、悪い考えも入りづらいですから、
こころに良いのは間違いないでしょうね。
以前、私がまだ小学生のころ、
東京に住むおじいちゃん、おばあちゃんの家に
家族で遊びに出かけた時のことです。
私と妹は、車の後部座席に後ろ向きに座り、
後ろの窓から外を眺めていました。
後続の車の人に手を振ると、相手が子どもということも
手伝い、笑顔で手を振り返してくれます。
妹とそんなことをやりながらドライブを楽しんでおりました。
すると、なにやら見慣れた顔の二人組を乗せた車が
私たちの車の後ろに入ってきました。
どう見ても、当時人気絶頂だったドリフターズの
志村けんと加藤茶に見えます。
私「おい、あれ志村とカトちゃんじゃない?」
妹「うん、そっくりだね。本物かなぁ?」
半信半疑ながら、二人とも少し興奮気味です。
ためしに、手を振って見ました。
すると、今までの大人たちとは比べ物にならないぐらいの
オーバーアクションで、手を振ったり、変な顔を
したりしてくれています。
あごを突き出した「アイーン」の顔です。
「あれは絶対本物だよ!!」
二人は興奮してしまって、ずっと後続の車に
手を振り続けました。
志村さんとカトちゃんらしき人たちも、
途中で別の道へ曲がってしまうまで、
ずっと私たちを喜ばせようと、面白い顔や変な動きを
し続けてくれました。
「あれ、絶対本物だったよな…」
「うん、あれは本物だよ…」
二人はしばらく放心状態でした。
30年近くたった今でも、時々その事について
妹と話すことがあります。
お金も払わないたった二人の観客の前でも
全力で笑わそうとしてくれたお二人、
「本当に人を楽しませることが好きなんだなぁ」と思うと
同時に、「すごいなぁ」とただただ感心してしまいます。
今でも、テレビで志村さんと加藤さんを見ると、
当時のことを思い出します。
やっぱり「笑い」はいいものですね。
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私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
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