私は結構アニメが好きなのですが、最近は
「黒子のバスケ」をビデオにとって毎週見ています。
「黒子のバスケ」とは、黒子テツヤという
誠凛高校バスケ部に所属する主人公の物語です。
主人公がいた帝光中学バスケ部には「キセキの世代」
と呼ばれるバスケットの天才が5人いました。
彼ら「キセキの世代」から一目置かれる存在だった
「幻の6人目(シックスマン)」がこの黒子くんだったのです。
昨日の放送で、こんなシーンがありました。
キセキの世代の一人、ロングシュートの天才・緑間くんが
所属する秀徳高校との試合が始まります。
緑間くんはいつも冷静で、あまり熱くなるタイプでは
ないのですが、以前黒子くんのいる誠凛高校に負けて
いるので、闘志みなぎる表情でピリピリしていました。
それを見た誠凛高校の人が、
「あの緑間がピリピリしている。
原始時代では勝ち負けは即、死につながるから、
一度負けを経験した緑間がああなるのも当然だ。」
というような発言をしていたのが気になりました。
(記事にするつもりがなかったので、見終わった後にすぐ
ビデオを消してしまいました。細部は違うと思いますが、
そんな意味の発言だったと記憶しています。)
この「原始時代では負けは即、死につながる」
という部分に反応してしまいました。
実際、うつ病の治療方法を色々と調べていると、
人間に備わっている性質などを利用したものが
出てくることがあります。
たとえば、この間記事にした
「人類は進化の過程でうつ病の種を抱えてきた」
という内容もそうです。
詳しくはこちら
>>うつ病~防衛本能がもたらす宿命~
「恐怖」は死につながる感覚だから、
それを強烈に脳に憶えこまさなければいけません。
ライオンに襲われた時の恐怖を忘れてしまったら、
またノコノコとライオンの縄張りに
入って行って、最悪死んでしまうわけです。
そうならないように、脳にはとりわけ
「恐怖の記憶」は深く刻まれるのです。
しかし、これが行き過ぎてしまうと
日常生活に支障が出てきてしまいます。
現代社会では、恐怖の記憶がそのまま
死に直結するわけではありません。
たとえば、人前でなにか発表する時に
原稿を持って行くのを忘れてしまい、
頭が真っ白になってパニックになったとします。
すると、その時の記憶は「恐怖の記憶」として
深く心に焼きついて忘れられなくなります。
でも、この「恐怖の記憶」は
死に直結したものではないですよね。
現代の文明社会においては、原始時代に形成された
脳の仕組みは、必ずしも適切に作用しているとは
限らないのです。
魚が誕生し「脳」という機能が
出来上がったのが約5億2000万年前。
最古の文明社会と言われているメソポタミア文明が
つくられたのが約5500年前。
現在の脳の仕組みは5億2000万年もの長い歳月をかけて
作られた強固なものであるのに対して、文明社会が
できてからは、まだわずか5500年にすぎないのです。
仮に脳が文明社会に適合するような仕組みに
進化するにしても、わずか数千年ではまだまだ
時間が足りなさすぎるのです。
そんなわけで、どうあがいても抗(あらが)えない
人間の本能や脳の仕組みなどがあるのです。
その性質をうまくうつ病の治療に利用しようとしているものを
当ブログでは厳選してオススメしているというわけです。
人間が抗えない脳やカラダの仕組みを
利用した治療法は以下の3つです。
うつ病になりにくいカラダを作りあげるには
>>荒木式うつ病改善プログラム
>>2ヶ月間うつ病改善プログラム
うつ病になりにくい考え方を身につけるには
>>プチ認知療法
まずはカラダからうつ病を撃退し、
次に考え方を変えて行くことで
うつ病の再発予防をすると良いでしょう。
根本的にうつ病を治したいなら、
「体から治す」という考え方は重要です。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。