子供の家庭内暴力の原因

子供が問題行動を起こす場合、
今現在に問題があるからと言って、今の状態
ばかり見ていても原因は全くわからないはずです。

子供の問題行動というのは、全て
「小さい頃からの積み重ね」で起きています。

>>子供の問題行動「本当の原因」とは何か (参照)

今回は、家庭内暴力を起こしていた
中学生A君についてお話します。

家庭内暴力を起こしていた中学生A君

問題解決の依頼を受けた伊藤幸弘さんが、
A君の家に行き、率直に聞いてみました。

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伊藤「君は何で暴力なんか振るうんだ?」

A君「俺だって暴力なんか振るいたくない。
けど、どうしようもなくて暴力が出てしまうんだ…」

さらに伊藤さんが、暴力を振るう原因
について尋ねてみると、A君は小学校の
ころの思い出を語り始めました。

A君は小学校のころ、少年野球の
チームに所属していました。

A君のお父さんは、野球チームのコーチでした。

野球で失敗すると、何かにつけて
お父さんに「ケツバット」をされたそうです。

そして、A君にとっては、そのケツバットが
とても恐ろしかったそうです。

父親のケツバットによる恐怖体験

ある日、A君は試合で失敗をしてしまい、
またお父さんからケツバットを
されそうになりました。

A君はあまりの恐怖感から
「このままでは殺される!」と感じてしまい、
その場から必死で逃げ出したそうです。

お父さんも必死の形相で追いかけてきます。

A君は何とか家にたどり着き、
鍵を閉めて、お母さんのいる台所の隅に
震えながらうずくまっていました。

玄関ではお父さんがドアを激しく叩きながら、
大声で「開けろ!」と怒鳴っています。

お母さんは、何が起こっているのか
わからないので、とりあえず玄関を開けて
お父さんを中へ入れてしまいました。

お父さんは物凄い勢いでA君の元へ走り寄り、
そのまま表に引きずり出して、
A君をボコボコにしたそうです。

思春期に家庭内暴力が起きる理由

その時の恐怖の記憶がA君には強く頭に焼き付いており、

「父親は俺を殺すつもりだ。
 そして母親も父親と共謀して俺を殺そうとした。
 だから俺はあいつらを絶対に許さない。」

そう思うようになってしまったそうです。

そして、思春期になり力がついて、
お父さんと立場が逆転してしまうことになります。

今までの恨みを晴らさんとばかりに、
家中の壁をボコボコにし、自分よりも弱くなった
父親や母親に暴力を振るうようになってしまいます。

近年、事件が多発し、問題になっている
「親殺し」なども、構図としては全く同じです。

小さいころから親に虐待を受け続け、
力のないうちは虐待を我慢するしかありませんでしたが、
力をつけて立場が逆転した時に親を殺してしまう。

家庭内暴力は行き過ぎると、
親殺しに発展する危険性を孕んでいます。

親と子供の意識のズレが問題行動を引き起こす

しかし、ケツバットをしていた父親は、
虐待をしていたという気持ちは
全くなかったのではないかと思います。

おそらく自分の中では

「愛情を持って叱っているんだ」
「子供のために叱っているんだ」

と考えていたのかもしれません。

しかし、当然ですが、いくら自分では
そう思っていたとしても、子供にその気持ちが
伝わっていなければ、全く意味がありません。

それどころか、家庭内暴力の原因になって
いたのですから、叱ることが全くの逆効果
だったと言えるでしょう。

子供の家庭内暴力は、一見すると暴力を振るっている
子供が加害者に見えるかもしれません。

しかし、実際にはこのケースのように、
独りよがりの厳しさが子供を追い詰め、家庭内暴力へと
駆り立ててしまっていることもあるのです。

A君は加害者ではなく、親の独りよがりな
厳しさの犠牲者であり、立派な被害者なのです。

精神的な暴力も立派な暴力

家庭内暴力でも、ひきこもりや非行でも、
根っこはすべて同じです。

親が暴力だとは思っていなくても、子供は
「暴力を受けた」と思っているかもしれません。

それは、殴る蹴るなどの
「物理的な暴力」だけではありません。

幼児期の抱きしめてもらいたい時に、
抱きしめてもらえなかったという体験も、
子供にとっては、立派な「精神的暴力」です。

このように、過保護的に育ててあげなかったことや、
逆に過干渉にしすぎたことが、子供にとっては
精神的な暴力と捉えられている可能性もあります。

正しい「過保護」と「過干渉」の意味については、
こちらの記事をご覧ください。

>>過保護な親は間違っていない~過保護の本当の意味とは

現在を見るのではなく過去を振り返る

現在の問題行動は、現在の状態だけを
見ていても原因は決してわかりません。

今までの子育ての積み重ねが、
今現在の問題行動を引き起こしているのです。

そして、今までの積み重ねの中で、
もっとも強く影響を及ぼしているのが、
「0~6歳までにどんな子育てをしてきたのか」 ということです。

不登校の子供が共通して抱いている
親を100%完全には信頼できない
という気持ちも、原因は同じです。

そして、この時期の子育ての失敗を
やり直してあげる
ことで問題行動は解決します。

子供が望んでいることをすることは大切ですが、
間違っている時には正しく叱ってあげることも大切です。

過保護と過干渉のバランスをうまくとりつつ
育てていくことで、正しい成熟過程を経て
子供は成長を重ねていきます。

>>(次の記事)母子家庭の子供の不登校~片親に足りないもの

子供に親の愛情がしっかりと伝わる叱り方については、
「不登校ひきこもり解決DVD」に詳しく解説されています。

実際にDVDを購入して、中身を確認してみた
どこよりも詳しいレビュー記事はこちらをご覧ください。

>>伊藤幸弘・不登校ひきこもり解決DVD【本音レビュー】

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私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。

>>管理人やじろべぇのうつ病克服体験談


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