前回は「うつ病パーフェクトマニュアル」を
当ブログではオススメしない理由についてお伝えしました。
今回は、「うつ病パーフェクトマニュアル」の
教材内容、サポート体制、価格に見合っているか、
などを検証していきます。
教材内容について
「うつ病パーフェクトマニュアル」は、
障害年金2級を受けるためには、どうすれば良いかが、
具体的に書かれています。
障害年金2級を受給するには、
医師がどのように診断書に記入するかに、
全てがかかっていると言っても、過言ではないでしょう。
(関連記事)
>>医師が精神障害年金の診断書を拒否する理由とは?
>>うつ病で障害年金の受給が難しい3つの理由とは…
自分の症状をどのように医師に伝えれば良いのか、
2級と3級の診断書はどう違うのか、
などが著者の実体験をもとに解説されており、
2級取得のための知識を得ることができます。
ただ、公式サイトに書かれている内容が、
教材のどの部分に当てはまるのか、
私にはさっぱりわかりませんでした。
(うつ病パーフェクトマニュアルの公式サイトより引用)
これを見ると、「あんたの奥さんは専業主婦やから、
●●を準備して■■するんや」と書いてあります。
しかし、専業主婦に特化した内容は、
私が見たところ、教材内には見つかりませんでした。
ただ単に、私の理解不足なだけかもしれませんが、
サポートがないので確認をとることもできません。
特典について
以下の11の特典が付いています。
特典03:うつ病で市営のバス代、鉄道運賃をタダにする方法
特典04:うつ病で水道基本料金を完全に免除する方法
特典05:うつ病でヘルパー費用を一割負担にする方法
特典06:うつ病で日本全国のタクシー料金の一割引を受ける方法
特典07:うつ病でNTT電話番号案内料金を無制限に免除する方法
特典08:うつ病でソフトバンク携帯のホワイトプラン料金をタダにする方法
特典09:うつ病で確実に5万円稼ぐ方法
特典10:精神障害者保健福祉手帳を診断書なしで取得する方法
特典11:障害者年金申請の一番安上がりな方法
一見、たくさんあるように見えますが、
この中で、02~08までは一つの条件で全て手に入ります。
従って、実質的に特典は5つと言えます。
しかも、ここに書いてある方法は、
ほとんど当ブログに書いてある情報です。
当ブログを隅から隅まで見ていただければ、
無料で手に入る情報ということです。
(特典01と02のリンク先に答えが書いてあります。)
そして、一番言いたいのは、特典04の水道料金について。
この恩恵を受けるには、とても条件が厳しいので、
実際には、水道料金が無料になる方は少ないと思われます。
一応、公式サイトには、少し記載がありますが、
ほとんどの方が勘違いしてしまうと思いますので、
念のため書いておきました。
返金制度について
マニュアル内で、示された方法を全て行ったにも関わらず、
2級を受給できなかった場合は、診断書のコピーを
PDF化して添付し、メールを送ると、
購入代金を全額返金してくれるそうです。
購入してから、一年以内。
裁定が送付されてから、二週間以内に申請しなければいけません。
マニュアルの方法を全て行ったかどうかも、
確認されるとのことです。
しかし、実際にマニュアルを読んでみて、
書かれている方法を全て行うのは、正直かなりハードルが
高いように感じてしまいました。
サポートについて
メールサポートなどはありません。
マニュアルの価格は適正か?
このマニュアルの価格は、22,000円となっています。
他の教材と比べると、かなり高額な部類に入ると思います。
情報商材が高額なのは、一般の書籍と違い、
個別のメールサポートなどがついていることが
理由の一つとして挙げられますが、
このマニュアルには、サポートがついていません。
ページ数も51ページと、必ずしも内容にボリュームがある
というわけでもありません。
教材のボリュームやサポート体制から考えるに、
残念ながら「価格には見合っていない」と言わざるを得ませんでした。
●費用対効果の高い教材はこちら
>>費用対効果が最も高いうつ病教材はどれ?
以上、「うつ病パーフェクトマニュアル」についての
レビューをお伝えして参りました。
当ブログでは、既にお伝えしたように、
「うつ病を克服し、うつ病になる前よりも素晴らしい人生を送る」
ことを第一に考え、そのための行動をとれるような教材のご紹介に、
今後も務めていきたいと思っています。
そのような方針のもと、まず生活費を確保しなければならない方には、
傷病手当金を受給する方法をオススメしています。
【追記】
障害年金に否定的だった見解を改めました。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
>>傷病手当金をもらえないケースでも精神障害年金なら受給可能です
現在は傷病手当金の受給資格がそもそもない方のために、
社会保険労務士さんのマニュアルをお勧めしています。
私の体験談が何かの役に立つかもしれません。
良かったらご覧ください。